秘密のキリシタン大名
最近、ここ大分と神戸・大阪・京都を結ぶ夜間高速バス「SORIN号」が運行開始しました。その名は、かつて豊後地方を治めていたキリシタン大名、大友宗麟から取ったものです。そのほかにもお菓子など、大友宗麟にちなんだ名前のものはいろいろあります。駅前には立派な銅像がありますし、「大分市歌」にもうたわれています。
ところでこちらもつい最近、楽天ダウンロードで見つけた「飯盛り侍」という漫画を読んでみました。戦国時代の九州・中国地方を舞台に、軍の飯炊き担当の若侍が、その料理の腕でさまざまな困難を切り抜けてゆく物語。私は日本史にうとく、あまり歴史ものの漫画も読んでいませんが、絵もすっきりしているし、とても読みやすい漫画です。ただ、主人公が九州弁でしゃべるのが読みづらいといえば読みづらいかも……まあ、興味のある方はぜひ。
で、この漫画には大友宗麟がちらっと登場するので、巻末の「九州戦国武将列伝」に説明があったのですが……。
「豊後のキリシタン大名。南蛮貿易を盛んに行う。家臣の妻を奪うほどの大変な好色で、一時は北九州を制覇するも内部分裂で凋落した」
ええっ? 何だかあんまり立派な人じゃなさそう……?
でも確かに考えてみれば、これまで大友宗麟については「キリシタン文化をいち早く導入した進歩的な大名」という以上のことは知らなかった……なぜかと考えてみれば、小中学生のころに学校で詳しく教わったことがなかったからだと思う……。
つまりは、あまり子供に教えたくないようなエピソードに触れずに人物像を語るのが難しかった、ということなのでしょうか。英雄は色を好む、とは言いますがね。




