2009.07.11

『フィーヴァードリーム』

 テレビドラマのCMでも耳にしたような気がしますが、いま「吸血鬼ブーム」が来ているとかいないとか。女心をときめかすものがあるらしい。

 それとはまったく関係ありませんが偶然に、私も吸血鬼ものの小説を読んでいました。ジョージ・R・R・マーティンの『フィーヴァードリーム』という作品です。創元推理文庫で上下巻。
 同じ作者の『タフの方舟』というSF作品がとても面白かったので、ホラーはあまり趣味じゃないんだけどなと思いながらも読んでみたのですが、期待以上の面白さでした。

 舞台は19世紀半ば、主人公のアブナー・マーシュはミシシッピ川で蒸気船を航行させ人や貨物を運ぶ「川の男」でしたが、事故で自分の定期航路会社の持ち船のほとんどを失い、途方にくれていました。
 そこに、ジョシュア・ヨークと名乗る謎の男が共同経営の話を持ちかけてきました。ヨークの申し出た条件はあまりに奇妙でしたが魅力的でもあり、マーシュは悩んだ末にその話を受け入れます。
 そしてヨークの出資により、ミシシッピ川でいちばん美しく大きく速い蒸気船「フィーヴァードリーム号」が完成しました。マーシュは意気揚々と出航したものの、それによって世にも奇妙な運命に巻き込まれてしまったことに気づくのは少し後のことなのでした……。

 豪快な海の男ならぬ川の男の世界に、奴隷制度や人身売買といったテーマも絡んできますが、まさかそこに吸血鬼というモチーフまで加わってこようとは、という実に濃密な物語です。
 ちょっと読んだだけであからさまに怪しいジョシュア・ヨークはやっぱり吸血鬼なのですが、しかし夜中に美女を襲って血をすするようなありきたりな吸血鬼ではなく、それがこの物語の奥深さにつながっているのでしょう。

 ジョシュア・ヨークには女心をときめかす要素もそれなりにあるかとは思いますが、まさにトム・ソーヤーが憧れていた世界の物語であり、先が読めないハラハラものの展開は、どちらかといえば男性好みじゃないかなと感じました。

 吸血鬼のお食事シーンなどでかなりグロい描写もありますが、それに耐えられそうならぜひご一読を。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

2009.07.10

女子男子

「男子」「女子」がおおはやり 「男・女」「男性・女性」を駆逐

 確かに最近、「○○男子」とか「××女子」とかよく目にしますね。何となく使いやすいらしい。
 学生じゃあるまいし、いい歳してそんな言い方するな! という意見もあるかもしれませんが、更衣室やトイレの区別では普通に使われているではありませんか。

 ところで、「弁当男子」「水筒男子」「スイーツ男子」といった、これまでは女子のイメージだったものを使ったり好んだりする男子を指す言葉がよく聞かれますが、逆パターンの「~女子」はあまり聞かないような気がします。「歴史女子」というのはすでに「歴女」と短縮されてしまっているようですし。

 ああ、すでに「オヤジギャル(古)」とか「鉄子」とかいった言葉があるから……かな?

 この夏は、そろそろ「日傘男子」が市民権を得てもいいんじゃないかと思います。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.07.09

トランシーバー

 今どきの子どもたちは、生まれたときから当たり前のようにケータイがあって、親の方針によっては通信し放題だったりするんでしょうけど。

 私が子供のころには、トランシーバーというのが高級おもちゃ的な存在としてありましたね。何となく、高機能なのは軍隊が使い、低機能なものは子ども用なのだと認識していました。
 双方向通信ができるのは相当な高級品だったように思います。普通は、片方がしゃべっているときには相手は聞くことしかできなかったような。トランシーバーで「……。どうぞ!」というしゃべり方をするのは、話し手と聞き手を交代するためだったんでしょうね。

 そんなわけで、ケータイがある今、トランシーバーなんて僻地の軍隊しか使っていないんじゃないかと思っていましたが。

トランシーバー、伸びる屋内向け需要 ケンウッドが新型

 ボタン一つで通話ができ、通話料がかからないってことで、意外に需要があるらしい。

 子供にケータイを持たせるべきか、なんて議論があるようですが、いっそのことトランシーバーにしちゃったらいいんでない?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.07.08

ガソリン持ち帰り

 先日、パチンコ店に放火した犯人は、スタンドでガソリンを買って専用の携帯缶に入れてもらって現場まで持ってきたといいます。実は危険物取り扱いの免許まで持っていたとかいう話もちらりと目にしましたが。

 おかげで、ガソリンをそうやって持ち帰るのは難しくなるかもしれないね、と言ったら、父に「いや、もともとそうやって持ち帰ること自体が怪しい」と言われました。

 ガソリンってのは、精製工場やスタンドで保管しているあいだにもどんどん目減りしてしまうほど揮発性が高いから、灯油みたいにポリタンクに入れとくわけにはいきません。
 そんなガソリンを、わざわざ専用容器まで用意して持ち帰るのってどういう用途だろう? と、楽天で「ガソリン缶」を検索してみましたところ。

 除雪機や耕運機、工事用車両や船舶など、スタンドまで運転して来づらいものに使う場合。でもこういう乗物って、ディーゼル燃料で動きそうなイメージがあるんですけど……ガソリン用に作られているものもあるんでしょうか。

 発電機に使う場合。ガソリンで発電って、もったいないような気がするんですけど……? 軽油や灯油じゃダメなん?

 独りきりで長距離のバイク旅行をする場合。これがいちばん理解しやすいですけど。

 備蓄用の「ガソリン缶詰」というのもあるようですけど。
 やっぱり、いつものなじみのスタンドで、というのでなければ、持ち帰りはしづらくなるかもしれないですね。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.07.07

おひとりさま患者

 同じ市内で、新型インフルエンザの感染者が見つかったそうです。「県内の感染者数」は着々と増えてゆきますが、これって完治したからって減らされるわけではないから、考えてみれば増える一方なのは当然ですね。

 テレビの地方ニュースで聞いたところによれば(ネットで情報が見つからなかったのでうろ覚えです)、その感染者は20代の女性、インドネシア(だったと思う)に旅行してきたのだとのこと。
 独り暮らしですが、自宅療養しているそうです。

 しかし、独り暮らしな上に、旅行は一人旅、帰国してから「接触した人はいない」のだそうで……。

 本人が望んでのことかそうでないのかは分かりませんが、若いのになんて孤独な女性なんだろうと思った……。
 海外旅行に行ける金があるということは何らかの仕事はしてるんでしょうけど。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.07.06

パチンコ店

パチンコ店放火事件、容疑の41歳男を逮捕 山口で出頭

 大阪市のパチンコ店が放火され(店内でガソリンをまいて火をつけたとか)、客や従業員計4人が死亡し、19人が重軽傷を負った事件。
 テレビのニュースでは、けっこう目撃証言はあるようなのに「30歳くらいの男」と言うばかりで服装や体つきに関する情報が聞こえてこなかったので不自然に感じていましたが、どうやら今日の午後に容疑者が出頭してきていたからだったんですね。

 これ、犯人捕まるんだろうか? と不安になっていた矢先のことでした。
 もう何年も前ですが、そんなに遠くないパチンコ店が負けた客の腹いせで放火され、店長が亡くなったことがあり、そのときのことをつい思い出してしまいます。確か、犯人の父親が自殺したりして非常に後味の悪いことに……。後味良く終わっていいものではありませんけど、その店は今でも営業してます。

 私はパチンコ店には入ったこともないのですが、やっぱり火災などの非常事態が発生しても、パチンコがいい感じになっていたらつい逃げ遅れてしまったりとか、そういったこともあるのでしょうか。

 それにしても放火されたパチンコ店って、上の階に学習塾があったらしいですね。
 私が知る限り、パチンコ店というのはどれも独立した建物で、市街地なら上階は駐車場、郊外なら広い駐車場の中にお城のようにそびえているものなんですけど……田舎だから?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.07.05

ランナー処理

 ガンダム00にはまったので、いい歳してプラモデルを3体ほど作りました。出来上がるのは身長10cmちょいのものですが、あとに大量のワク(ランナー)が残ります。

 改造とか塗装とかやる人には貴重な素材にもなるらしいですが、そこまでやるわけでもないので、やっぱり捨てたい。現在のごみ分別だと「可燃ごみ」のはず。素材ははっきりしているけど、包装材ではないから資源プラではないんでしょうね。

 どうしようもないほど溜め込む前に処分しよう、と思い立ち、ニッパーで切り刻んで丈夫な紙袋に詰めて捨てることにしました。

 新しいニッパーではもったいないから、ちょっと錆びた古いニッパーで、がさばらないように枝を落とすイメージで、5cmくらいにバチンバチン。テレビを観ながらひたすらバチンバチン。ああちょっと手が痛くなってきたけどバチンバチン。
 3体分のランナーを刻み終わりました。

 ふと、手に変な感触が。
 右手の薬指と小指の変なところに、見事なマメができていました。
 そんなに痛いわけではないけど、水を抜くかどうかで迷っています。慣れない作業をやるときにはマメに注意しましょう。

 それにしても、多分けっこう上質な素材を使っているのだろうから、メーカーでランナーを回収してくれたりしないものでしょうか……プリンタのインクカートリッジみたいに。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.07.04

あん無したい焼き

あん無し鯛焼き意外と人気 ジャムやバターでパンみたい

 最近、通勤路の途中に白たい焼きの店ができました。中途半端な場所なので行ったことはないのですが、いつも行列が出来るほどではないにせよほとんどいつもお客がいるので、とてもいい繁盛振りなのだろうなと思っています。

 しかし「あん無したい焼き」とは……ありそうでなかった商品かもしれませんね。

 そういえば、回転焼き(大判焼き)の中身はカスタード、チョコ、芋あんなどいろいろなバリエーションがあるのに、たい焼きはせいぜい白あんくらいしかないような気が。あくまでわたしの知る範囲でのころですけど。
 たい焼きは回転焼きより厚みが無いから、あんこ以外のものを入れるのは難しいのでしょうか?

 小麦粉好きとしては、あん無したい焼きも美味しく食べられると思いますが、あんこも好きなので、選べるならあん有りたい焼きのほうが食べたいです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.07.03

遺伝子汚染

オオサンショウウオ、川に戻すの待った! 外来種かも

 国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」は、大雨の後に市街地の河川で見つかることがあるようなのですが、そういう場合は丁重に保護して上流部に戻すことが多いそうです。
 まあ、自然で無難な対応かと思うのですが。

 実は、日本固有の本物の特別天然記念物ではなく、よく似た外来種であるケースもあるのだとか。

 いわゆる遺伝子汚染の問題ですよね。その土地の固有種が外来種と交雑し、本来の遺伝子が汚染されるという。

 しかし以前に本で読んだところでは、確かに遺伝子汚染のことは考慮しなければならないけれど、絶滅に瀕した種を存続させるためなら背に腹は替えられないのではないかとのことでした。
 例えばトキは、遺伝子汚染を怖れて対応が遅れたのではないか、と。もっと早いうちに、中国産のと交配させておけばよかったんじゃないか、と。

 私たち素人は、生物を保護したつもりで遺伝子汚染を引き起こすことがないように注意すべきですが、あまりそれを重要視しすぎて外来種との交配を悪と決め付けるのはやりすぎではないかと感じます。

 それにしても、オオサンショウウオを保護して、それが外来種だと分かったらどうするんでしょう? 飼うの? 殺すの?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

2009.07.02

****

パスワード入力の「****」は不要? 研究者の間で激しい論議

 パソコンでパスワード入力をするとき、画面には入力した文字の代わりに****と表示されることが多いですが、これって意味無いんじゃないか? という議論があるようです。

 確かに、「今もしかしたら打ち間違えたかな?」というとき、とりあえずそのまま試行するか打ち直すか、ちょっと迷うことはありますね。
 部屋で一人でやっているときには鬱陶しいだけですが、他人のいるところでやる場合には必要なのかも。

 でも、いくら画面を隠しても、キーボードを打つ手元を盗み見られたら意味がないかも。とくに指一本でぽちぽちと打つ人は丸分かりだと思います。

 結局は、「パスワードが隠されていなかったために盗み見られて悪用された!」と訴えられるのを防ぐための、メーカー側の防衛策にすぎないのかもしれませんね。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

«黒い下敷き危険