アインシュタインの予言
ネットなどで広まっている「アインシュタインの予言」という文章は、実はアインシュタインとは何の関係もないのだとか。
私は今日はじめてその文章を読みましたが、背筋が寒くなるほど日本をべた褒め……。日本の職人技とか、工業技術あたりを褒めているならともかく、天皇制賛美なんですよね内容は。
記事によれば、この謎の予言は昭和三年、宗教家の田中智学氏の本において、ローレンツ・フォン・シュタインというドイツ人の法学教授が語ったものとされているが、シュタイン氏が本当にそう語ったという証拠は見つからず、したがってシュタイン氏に寄せて田中氏が自分の思想をつづったものなのではないかと推測されるとか……。引用を繰り返されるうちに、伝言ゲーム式にシュタインがアインシュタインになってしまったとか……。
田中智学氏が提案した言葉として記事中に出てくる「八紘一宇(はっこういちう)」とは、「地の果てまでを一つの家のように統一して支配すること」で、太平洋戦争期に軍国主義のスローガンとなっていたそうです。そういう思想の人が作った文章ならば、まったく不思議はありません。
でもこういう誤解って、なかなか消えませんよね。とりあえず、いちどあの「ガセビアの沼」に沈めてもらったほうがいいのではないかという気がします。



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