遺伝子汚染
国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」は、大雨の後に市街地の河川で見つかることがあるようなのですが、そういう場合は丁重に保護して上流部に戻すことが多いそうです。
まあ、自然で無難な対応かと思うのですが。
実は、日本固有の本物の特別天然記念物ではなく、よく似た外来種であるケースもあるのだとか。
いわゆる遺伝子汚染の問題ですよね。その土地の固有種が外来種と交雑し、本来の遺伝子が汚染されるという。
しかし以前に本で読んだところでは、確かに遺伝子汚染のことは考慮しなければならないけれど、絶滅に瀕した種を存続させるためなら背に腹は替えられないのではないかとのことでした。
例えばトキは、遺伝子汚染を怖れて対応が遅れたのではないか、と。もっと早いうちに、中国産のと交配させておけばよかったんじゃないか、と。
私たち素人は、生物を保護したつもりで遺伝子汚染を引き起こすことがないように注意すべきですが、あまりそれを重要視しすぎて外来種との交配を悪と決め付けるのはやりすぎではないかと感じます。
それにしても、オオサンショウウオを保護して、それが外来種だと分かったらどうするんでしょう? 飼うの? 殺すの?
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