2009.10.22

水でした

劇物薬品入ったタンク破損、流出…実は水でした

 劇物指定の化学薬品「アクリルニトリル」約1万リットル入りのタンクをフォークリフトで貨物列車に積み込もうとしたところ、タンクが破損、液体が流出したけれど、タンクの中身は水だったという話。

 毒性も引火性もありますから、本物だったら大変なことになるところでした。「アクリニトリル」という呼び方のほうが一般的じゃないかと思いますが。

 しかし、どうしてアクリロニトリル用のタンクに入った水が大阪から愛媛へ輸送されようとしていたのでしょうか? 多少はアクリロニトリルを含んでいて簡単には捨てられない水だったのかもしれませんけど、輸送費だってバカにならないでしょう?
 それに、タンクの中身が表示と違っていることが日常茶飯事なのだとしたら、無害そうな物質のタンクに毒物を入れて運んでいるケースだってあるかもしれません。

 不幸中の幸いといえばそうかもしれませんが、これでいいのだろうかと考えてしまうニュースでした。

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2009.09.29

Mc

店名にMcを付けるのは商標権侵害? マクドナルドが地元カレー店を相手取って裁判

 世界最大のファーストフードチェーンであるマクドナルド(McDonald's)が、マレーシアの個人経営のカレー屋「マクカレー(McCurry)」に対し、「Mc」の部分が商標権侵害だと訴訟を起こして負けたのだそうです。

 実に何だそりゃなニュースではありますが、でも「Mc」って、「~の息子」という意味だったんじゃ……? マクカレーのは「マレーシャン・チキン(カレー)」の略なのだそうですが。

 辞書を引いてみました。

Mc- : Mac- の異型
     マクドナルド製の
     マクドナルド流の(規格化されている、お手軽な、大衆向けの、即席の、安っぽい……)

Mac- : …の息子(アイルランド、スコットランド系の姓にみられる。マクドナルド、マッケンジー、マクブライドなど)
     マッキントッシュコンピューターの
     スコットランドの

 どうやら、マクドナルドとマッキントッシュは「Mc」と「Mac」で棲み分けている様子。
 でも、「Mc」といえばマクドナルド、というのは英語圏では意外に当たり前に浸透している常識なのかもしれません。

 余談ながら、「…の息子」という意味の語にはほかに
「Fitz- (もとは王族の庶子であることを示した。フィッツジェラルドなど)」、
「O' (アイルランド系の姓にみられる。オブライエンなど)」、
「ibn (アラビア人の名にみられる。イブン・バトゥータという名は世界史選択してたら聞いたことがあるかも)」
 などがあるそうです。

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2009.09.24

パンダ絶滅

ジャイアントパンダ、絶滅させればいい=英動物学者

 ジャイアントパンダの保護に莫大な金をつぎ込むのをやめて、一定の尊厳をもって絶えるのを放っておこう……と、イギリスの動物学者が発言したというニュース。

 確かにまあ、自然環境の変化に対応できずに絶滅の危機に瀕している動物を無理やり保護しようとするのは、自然の摂理に反しているような気もします。パンダが危機に瀕しているのは人間の責任もあるかもしれませんが、パンダ自体の繁殖力不足なども関係しているようですし……どうしてこんな動物が自然界で生きてこられたのか不思議になります。
 なので、その動物学者の極論も理解できなくはないのですが。

 保護区を作ったりして野生のパンダを存続させようとするのはあきらめて、すべて人間が管理する方向に持っていくという考え方もあるんじゃないかなー? と思うんですけど、ダメなのかなぁ?

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2009.09.15

羊のゆくえ

 なんか事情がよく分からないニュースがありますね……。

英国の学校で飼われていた羊、生徒が投票で殺処分

 英国の学校で、動物の飼育を学ぶために羊(などの動物)が飼われていたが、生徒たちの投票により生後6ヶ月の羊が食肉処理場に送られ殺処分された。動物好きの有名人や動物愛護団体、一部生徒の親たちから激しい怒りの声が上がっている……という内容なんですけど。

 とりあえず、怒っている人たちはこの羊をどうしてほしかったのでしょうか? 天命が尽きるまで大切に飼えということでしょうか? 生徒たちにそういう「優しい気持ち」を学ばせることが目的だったのだとしたら、この教育プログラムにどこか欠陥があったのではないかと。
 もしかしたら、6ヶ月で処分は早すぎるということ? でも、肉にするなら食べごろというものもありますし……。

 羊を飼っていた生徒は250人ほどいて、そのうち14人で構成されていた委員会が、賛成13票、反対1票で殺処分を決めたとのこと。なぜ全員の多数決で決めなかったのかも気になりますが、そもそもこんな圧倒的多数で決まるにはそれなりの理由があったはずです。よっぽど存在が負担になっていたということなのでは。

 羊を食肉処理場に送るにあたり、代金はもらったのか? 肉は生徒たちが食べるわけではないのか? といったことも気になりますが書かれていませんし。

 ロイター通信の人は、この記事を読んだら誰もが「殺処分なんてひどい!」と思うに決まってる、と考えて細かいことまでは記事にしなかったのかなぁ?

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2009.08.10

産業用大麻

「大麻」産業化に法律の壁、北見の特区苦戦

 「産業用大麻」なんて言葉があったのですね、知りませんでした。
 北海道北見市が、栽培に適した気候と休耕地などを活用して麻薬成分をほとんど含まない産業用大麻を生産し事業化を図ろうとしているけれど、法律の壁のせいでうまくいかない……という内容。
 記事からは、どちらかというと事業を応援している雰囲気が感じ取れますが。

 大麻というかアサという植物は日本でも古来から栽培・利用されていたもので、現在では主に栃木県で、神社の鈴をつるす紐などの用途のために栽培されている、ということは知っています。
 しかし現時点では個人的に、あまり積極的に応援したい気分にはなりません。

 まず、偏見も含めていろいろな困難が伴うことは最初から予想できることなのに、それを押し切ってまで計画を進めようとするほどの価値が産業用大麻にはあるのかどうか、という疑問点が残ること。
 麻薬用大麻栽培の隠れ蓑として利用されるような心配はないのだろうか、ということ。
 あと、麻薬成分の分析を行うには、特別に許可を得て(試薬としての)麻薬成分を手に入れる必要があるのですが、どうもそういうのも入手しづらくなっているらしいとかつて耳にしたことがあること……などなど、心配な点がいろいろ出てくるもので。

 一方で、大麻はタバコより人体への害が少ないから合法化すべきだと主張する人々も少なくないようです。

 果たしてこれからどういった方向に進むのでしょう?

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2009.07.14

3人乗り自転車

ママの強い味方? 解禁の3人乗り自転車

 ああ、そういえばありましたねそんな問題。自分に関係ないからほとんど忘れてましたけど、ブリヂストンはしっかり開発してましたか、子供を前後に乗せても安全に走れる自転車。電動アシストつきもあるみたい。

アンジェリーノ

ボーテ

 でも、正しい使い方を知らないと転倒などの事故につながりやすいようなので、気をつけましょう。
 何だか、子供を乗せなくても、自転車に乗るのがあまり得意でない人によさそうな感じがします。

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2009.07.06

パチンコ店

パチンコ店放火事件、容疑の41歳男を逮捕 山口で出頭

 大阪市のパチンコ店が放火され(店内でガソリンをまいて火をつけたとか)、客や従業員計4人が死亡し、19人が重軽傷を負った事件。
 テレビのニュースでは、けっこう目撃証言はあるようなのに「30歳くらいの男」と言うばかりで服装や体つきに関する情報が聞こえてこなかったので不自然に感じていましたが、どうやら今日の午後に容疑者が出頭してきていたからだったんですね。

 これ、犯人捕まるんだろうか? と不安になっていた矢先のことでした。
 もう何年も前ですが、そんなに遠くないパチンコ店が負けた客の腹いせで放火され、店長が亡くなったことがあり、そのときのことをつい思い出してしまいます。確か、犯人の父親が自殺したりして非常に後味の悪いことに……。後味良く終わっていいものではありませんけど、その店は今でも営業してます。

 私はパチンコ店には入ったこともないのですが、やっぱり火災などの非常事態が発生しても、パチンコがいい感じになっていたらつい逃げ遅れてしまったりとか、そういったこともあるのでしょうか。

 それにしても放火されたパチンコ店って、上の階に学習塾があったらしいですね。
 私が知る限り、パチンコ店というのはどれも独立した建物で、市街地なら上階は駐車場、郊外なら広い駐車場の中にお城のようにそびえているものなんですけど……田舎だから?

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2009.07.01

黒い下敷き危険

日食観測「黒い下敷き危険」 国立天文台が注意呼びかけ

 ……だそうです。
 7月22日に部分日食なら日本中で観られるので、ちょっと楽しみにしているのですが。

 素人の日食観測といえば黒い下敷き、すすをつけたガラス、ネガフィルムやCD、フロッピーディスク……でしたが、この辺はすべて危険だってことにするようですね。

 私は小学生のころの理科の教材に入っていたやつを未だに持っているのでそれを使うつもりでしたが、この際なので楽天で安い日食グラスを探してさっき注文しました。買うなら急いだほうがいいかもしれませんよ。

 ところで、上記記事にリンクがある国立天文台の「日食を観察する方法」に掲載されている、木漏れ日の写真が何だかすごいです。こういうの実際に観てみたいなぁ。

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2009.06.25

編集は大変だから

まちがいだらけ…熊本県の「レッドデータブック」販売中止

 熊本県が11年ぶりに改訂して発行した「レッドデータブック」がミスだらけで閲覧・販売中止になったという話。
 年度の問題で3月中に出さなければならなかったので、編集が満足に出来なかったようです。

 お役所のことだし、あちこちから叩かれてるんじゃないかと思いますけど。
 私は仕事で冊子の編集をやったことがあるから、ちょっと担当者たちに同情してしまいます。どうやら、執筆した人たちと編集した人たちは別であるようですし……。
 印刷業者によってもいろいろ事情が変わってくるんですよね。素人が見ても分かるようなミスは調整してくれるような業者なら楽なんですが、ただデータを受け取って印刷するだけ、やたら急かしてくるばかり、という業者に当たってしまうと……。

 できればあまりいじめないであげてください。

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2009.06.24

手づくり原発

男児の作った「原子力発電所」、道路封鎖の大騒動招く

 また変なニュースですねぇ……。

 ドイツで、6歳の男児2人が古いコンピューターの外側カバーに放射能の警告サインを張り付けて作った「原子力発電所」が、道路封鎖の事態を招く騒ぎとなったという話。

 一体どこにツッコんだらいいんだかよく分からないですよ。
 それにしても今どきの6歳児は、インターネットでマークを見つけてプリントアウトしたりできるんですか。

 ところでその「放射能の警告サイン」って、もしかしてこれですか?
 上に描かれているいわゆる「三つ葉マーク」だけだとそんなに怖くないですけどね。

 個人的にはバイオハザードマークのほうが怖いです。

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2009.06.02

あんな大きなものが

 昨夜、エールフランスの航空機が大西洋で消息を絶ったとのニュースを目にしました。一晩経ってもほとんど情報がないらしく、やきもきしながら出勤し、休み時間にネットニュースをチェックしたりしていたのですが、やはり確定情報は出てこないまま。

 あんなでっかいものを、どうしてすぐに見つけられないのかと、理不尽な怒りにかられてみたりして。
 レーダーの届きにくい空域だったとか、悪天候だとか、いろいろ理由はあるようですが、それでもねぇ。

 これ書いてる現時点でもまだ、「それらしい破片が見つかった」というところ。
 乗客乗員が誰か一人でも生きていてくれないかと願うのも難しいのでしょうか。早くはっきりするといいな……。

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2009.05.15

地裁判決の3倍

「殺人でもこんなに重くない」 識者も驚く福岡ひき逃げ高裁判決

 2006年に福岡市職員が飲酒運転でRV車に衝突、川に転落させ、幼児3人の命が失われたという事件。
 08年1月8日の福岡地裁判決では、業務上過失致死傷罪で懲役7年6か月の判決。しかし高裁で下された判決は、地裁判決の3倍の懲役20年だったとのこと……。

 私は識者でもなんでもないですが、この判決にはひどく違和感を覚えます。地裁判決の出た08年1月8日の日記に書いたとおり、特定人物を故意に狙った犯罪でない場合、被害者がどんな人だったかということで罪の重さが変化してはいけないと感じるんですよ。

 

「殺人でも、こんなに重くなりません。懲役10数年になることが多いです。傷害致死3人でも、懲役20年はなかなかありません。遺族や市民の処罰感情を反映したものでしょうが、自動車の事件に限って重い感じがします。(高裁は)危険運転致死傷罪を適用する前提で事実認定したとしか思えませんね」

 ……というのがある識者の見解。遺族はともかくとしても、市民の処罰感情に判決が動いていいとは思えないのですが。
 素人が人を裁く裁判員制度なんて、本当に始めちゃって大丈夫なんですか?

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2009.05.08

DNA不一致

足利事件再審請求 再鑑定の結果「DNA不一致」

 19年前、当時4歳の女児が殺害された「足利事件」というのがあり、その犯人特定の決め手となった当時のDNA鑑定が間違っていたことが明らかになったとのこと。
 逮捕された人は無期懲役判決を受けており、再審請求をしていたようです。

 私は遺伝子鑑定などについてはまったくの素人ですが、「当時のDNA鑑定」をニュースで見て、似たようなことを大学の学生実験でやったことを思い出しました。「ゲルクロマトグラフィー」とかいうやつですね、確か。これだと人類の遺伝子が800種類くらいにしか分類できない、みたいなことをニュースで言ってました。

 現在はPCRとかシークエンサーとかで(よく分からないけど)コンピューター管理し、まず確実に個人を特定できるようになっているそうです。そんな最新の鑑定で、女児の衣服に残された体液のDNAと受刑者のDNAは違うということになったのだとか。

 本当に受刑者が無実なのだとしたら。
 死刑判決を受けて刑が執行されていたとしたら、取り返しのつかないことになっていたんですね……。

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2009.04.09

マイバッグ万引き

相次ぐ「マイバッグ」万引き スーパー側も対策に乗り出す

 買い物したときにレジ袋をもらわず持参したバッグに入れるようにしている人も増えていると思いますが、清算前の商品をマイバッグに入れてしまう万引きの手口が蔓延しているのだとか。
 「マイバッグは買い物かごの底にたたんでおく」「マイバッグを使うのはレジを通ってから」というマナーの普及も図られているようですが、私物を入れたバッグに買ったものを入れたいときだってありますよね……。これを「マナー」と称するのも何だか変な気がしますし。

 コンビニで雑誌とかお菓子とかをひとつだけ買い、手持ちの荷物にそれくらいは入るからと「袋はいいです」と言ってお金を払ったけれど……このまま店を出たら万引きだと思われないだろうか、と不安になったことが何度かあります。シールも貼られずレシートももらえなかったときが特にそうですね。店内でもぞもぞしまいこむのもどうだろう……?

 もちろん万引きする人がいちばん悪いんですけど、今さらこんな問題が表面化してくるってのも……。

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2009.03.31

不景気だからこそ

18件の直轄国道、建設を一時凍結…国交省「費用対効果薄い」

 これ、たまたまテレビのニュースで目にして、気になったのですがネットニュースの見出しに無かったので検索で探しました。国土交通省のサイトでも確認しようと思ったのですが、見つけることができず……探し方が悪いのでしょうか? でも簡単に見つからないってのも良くないですよねぇ……。

 それはともかく、建設中の国道で十分な費用対効果が得られないところの建設を一時凍結するという話。
 当然ながらその18件は「地方」と呼ばれる場所にばかりあるわけですが。

 テレビで見たところでは、幸いというか私の住む大分県には該当するものがありませんでした。ワールドカップと国体のおかげで、道路はかなり整備してもらえた後ですし……。

 でも、地元の人たちはきっと国道の完成を楽しみにしているはずで、気の毒です。田んぼの広がる中を斜めに横切っていて、カッターナイフの刃のようなかたちで建設中断されている道路の映像もテレビで目にしました……が、もしかしたらそれは用地買収に手間取っているだけかもしれませんけど。

 今は不景気だからこそ、こういう公共工事は進めるべきところではないのかなぁ? 景気対策になるなら、無駄遣いとかいう批判も多少は和らぐのではないのかという気がするのですが。

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2009.03.26

新作水着

 今年の水着はどんなのが流行る予定なのか、まだ耳にしていませんけど。
 とりあえず競泳用水着については、ミズノがレーザーレーサーに対抗できる予定のを発表したようです。

ミズノの新型水着完成=レーザーレーサーに対抗-競泳

 ポリウレタン製の「パネル」が張りつけてあるのだとか。
 水着の生地はニットではなく布地らしいんですが、伸縮性はあるんでしょうか……?

 本当にすごい性能だったとして。
 海外向けに売り渋ったら、国際的に非難されるんでしょうね……。
 とりあえず、成果を期待。

 明日は都合により日記をお休みします。

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2009.03.11

吉兆2

カーネル人形「下半身」も発見 メガネは見つからず

 昨日のネタにした道頓堀川のカーネル・サンダース人形、下半身も見つかったそうです。

 しかしそれにしても、パッと見にはバラバラ殺人事件関連かと思ってしまいそうなニュースなのに、こんなにめでたい気分になってしまうというのも不思議な感じがします。

 甲子園球場内に飾られることになりそうだって。

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2009.03.10

吉兆?

あの!? カーネル・サンダース像見つかる 道頓堀川

 1985年、阪神タイガースがセ・リーグで優勝した際、三冠王のバースに似ているという理由でファンに胴上げされた末に道頓堀川に投げ込まれ行方不明となっていた、伝説のカーネル・サンダース人形(の上半身)が見つかったそうです。
 有名ですもんね、カーネル・サンダースの呪い。

 市の遊歩道整備で川底の障害物を除去していたダイバーが見つけたそうです。
 ケンタッキーフライドチキンに返還されるようですが……かなり臭いと思いますが、やっぱりきれいにして店頭に飾るのでしょうか。見に行く人は多いでしょうね。

 これは吉兆なのか、さらなる呪いなのか、はてまた何の関係もないのか……今年の阪神に注目ですね。

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2009.03.04

古い名建築

 日本郵政が大きなビルに建て替えようとしている東京中央郵便局を、重要文化財にして保存しようとする動きもあるとか何とか。

 何と言いますか、私は個人的にあまり、古い建造物の保存という行為に意義を見出すほうではないもので……あんな便利そうな場所にある老朽化した建物を保存するなんて無理でしょ、さっさと詳細なデータを取ってどこか別の場所に移築なり再建なりすればいいじゃない、と思うんですけども。

 少し前に、地元でもちょっと似たようなことがありました。国体前に、有名建築家がデザインしたという銀行の古い建物を壊してホテルに建て替えることになったのです。
 残して欲しいという声もありましたが、結局は工事が行われ、ホテルが建ちました。

 そのホテルは、(名前からは分からないのですが)実はその元の銀行と同じ系列だということを偶然に知りました。持ち主が、古くなった銀行の建物を壊してホテルに建て替えたというだけのことなんですよね……。

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2009.01.24

神は多分いない

神は多分いない…英国で走る「無神論バス」

 「キリスト教徒でなければ永遠に地獄で苦しむ」などと主張するキリスト教団体のバス広告にカチンときた人が反撃を試みたところ、無神論者のグループなどが賛同して、寄附金もたっぷり集まり、
「神は多分いない。
 くよくよするのはやめて人生を楽しもう」

という広告をつけた「無神論バス」800台が4週間の予定で英国を走り回るという話。
 信心深い運転手の乗車拒否も起き、神の有無がバスの運行に影響し始めている……とか、宗教団体は「消費者を欺く広告」と批判している……とか。消費者って何を消費する人たちなのでしょう?

 「多分」と入れたのは、断定すると広告規制に引っかかる恐れがあるため、というのが何とも。

 しかし、「神がいない」と「くよくよするな」の関係性がいまひとつピンときません。神がいないなら、神が決めた運命などというものも存在せず、したがって運命に悲観する必要はない、ということなのか? よく分かんないなぁ。

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2009.01.23

労災事故の悲劇

作業員2人死亡、24人けが 南日本造船

 昼休みにPHSでネットニュースをチェックしていて、「死亡 船に渡ろうとして」とかいう意味不明な項目を開いてみたら、市内の大事故だったのでびっくりしました。帰宅後に母に聞いたところ、昼のニュースはこればっかりだったそうです。

 原因は、作業の遅れを取り戻すため、タラップに定員を超える人数が乗ったため壊れて落ちたのではないかとか……?

 以前、どこかの大企業の工場で火災事故が発生したことがあり……当時、不景気による人員削減が問題になり始めたころで……、「現場にベテランが不足し、派遣社員などの経験の足りない作業員ばかりになっていることが事故の一因といえる」みたいなことが言われていたのを思い起こしました。
 今度の事故も、あのころよりも進んだ人員削減や派遣切りと結びつける形で何か言われるのだろうか……? ということを最初に考えてしまいました。

 亡くなられた方々のご冥福と、負傷された方々の回復をお祈りいたします……。

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2009.01.18

風力発電の騒音振動

風力発電、近所で頭痛・不眠 環境省、風車の騒音調査

 新エネルギーとして期待されている風力発電所の近くで、頭痛やめまい、不眠などの体調不良を訴える住民が増えているため、環境省が調査に乗り出したという話。

 確かにそれは何かで読んだことがありました。風力発電所は、クリーンで理想的な発電方法であるように見えて、近くにあるとかなり迷惑な施設だという話。

 畑に棒を立てた上に、ペットボトルで作った風車を取り付けていることがあります。それは風車の回る振動を地中に伝え、モグラを寄せ付けないようにしているのだと聞きました。おそらくそれと同じことが大きなスケールで起こって、絶え間ない振動が周辺住民をさいなむことになるのだろうと思います。

 騒音や振動については、プロペラの形状や摩擦の低減など、技術の力で何とかできるのかもしれません。しかし、どうしたところで風の向きや強さを変えてしまうものであることから、長期的には気象に何らかの影響を及ぼすことになるのではないかという話もどこかで。渡り鳥などが衝突するとか、建造費やメンテナンスコストの高さとかも……。

 もしも近所に風力発電所を作るなんて話が持ち上がったら、反対運動せざるを得ないかなあ。
 でも、騒音や振動は個人の感じ方の違いが大きいので、環境問題の中でも規制が難しいようなんですよね。たまに、本当に気のせいだけで被害を訴える人もいるわけですし。

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2009.01.14

電飾よりエネルギー

 クリスマスからお正月あたりを中心として、市街地を電飾でライトアップするのが一般的になっていたように思います。私が住む大分市でも、「おおいたファンタジア」と銘打って、観光客がわざわざ見に来るほどではないにせよ点灯式とかあったりしてそれなりに飾られていたのですが。

 以前は「綺麗で明るくていい」と評判だったのが、温暖化とか不景気とかが重なったせいか「無駄」との批判が高まり、今年からかなり規模が縮小されました。
 せっかく発光ダイオードなどの使用で消費電力の小さいタイプとかも出ているのに……そういうのに買い換える予算が無かったのも縮小の一因だったのかもしれません、勝手な推測ですけど。

 しかしそんな地方都市の地味なのだけでなく、全国的に有名なところも継続が危ぶまれているのだとか。

「ルミナリエ」、継続岐路に=神戸

 「神戸ルミナリエ」が阪神大震災の犠牲者の鎮魂を願って催されるものだったとは知らずにいて、申し訳ない気分になりました。
 記事には「記憶の風化と協賛金の目減りで継続が危ぶまれ、岐路に立たされている」とありますが、やっぱり「エネルギーの無駄」「そんなことしている場合か」的な批判も大きいんじゃないかなーと思います。
 なんかこう、世の中全体的に、余裕が無くなってぎすぎすしてきてますよね……。

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2008.11.30

高校に喫煙室

高校男子寮に喫煙室=学校「やむを得ず設置」-県条例違反容疑で捜索

 お昼のニュースで見て、思わず呆れてしまいました。高校の男子寮で、どうしても喫煙をやめない生徒がいてボヤが出たりしたこともあったので、「禁煙指導室」と名づけた部屋でなら喫煙OKということにしたという話。

 近頃は分煙が進んだおかげで、タバコで嫌な思いをさせられることもめったになくなったのでありがたいことですが。
 でも高校で喫煙を容認するなんて問題外でしょうが。

 ……と思ったものの、改めてネットニュースで読んでみると、テレビニュースでは語られなかった情報が。

 問題の高校は、不登校や高校を中退した生徒を受け入れるなどとして開校した全寮制の高校で、生徒の約一割はすでに成人なのだそうです。

 確か、馬券の購入は成人であっても学生はダメってことになってましたよね。
 でも、成人高校生の喫煙や飲酒は法で取り締まれるものなのでしょうか。もしかしたら、校則でしか規制できないのでは……?

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2008.11.28

裏切りの時代

新卒内定取り消し331人 「非正規」3万人失職も

 内定取り消しかぁ……ひどい話ですね。

 私もかつて、けっこうな就職難の年に当たってしまったのですが、それでも当時はまだ内定取り消しというのは決してやってはいけないことだという了解が企業にもあったように思います。そもそも経営状態が危ないなら新規採用する余裕なんてないはずだ! ってことで。

 企業の業績が悪化するスピードが以前に比べて速くなっているということなんでしょうか?
 それとも、「不景気で就職難なんだから仕方ない」みたいな考え方が浸透してしまったせいなのでしょうか?

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2008.11.08

日本人と大麻

 ここのところ、大麻所持関連のニュースをよく聞きます。大学生とかテニスプレイヤーとか。
 大麻ってのは、国によって厳しかったり寛容だったりさまざまみたいですね。

 私がちょくちょく参考にさせてもらっている本『毒草を食べてみた』によりますと、インドにおいて大麻はヒンズー教のシヴァ神がもたらした聖なる贈り物とされ、古代から宗教儀式に欠かせないとされてきたそうです。

 しかし一方で日本においては、繊維をとるために(大麻の材料となる)アサが栽培されてきたにもかかわらず、麻薬として利用する文化が生まれなかったのだそうです。日本人は、ぼやーっとする麻薬よりも、しゃきっとする覚醒剤のほうが好みだったらしい。品種改良の結果、現在日本で栽培されるアサは、麻薬成分をほとんど含んでいないそうです。だから最近摘発されているのは、栽培が禁止されているインド産とかのアサなんでしょうね。

 もしかしたら、先の希望の見えてこない世の中で苦しむ人が増え、今さらになって日本にも麻薬文化が花開こうとしているのでしょうか。それは怖いなぁ……。

 とか考えていたら、大麻とは別にとんでもないものが若者の間で流行しつつあるとの情報が。ライターやカセットコンロ用ガスを吸引する「ガスパン遊び」なるもの。脳がまひして幻覚症状などが現れるとのことなので、たぶん効き目は麻薬に近いのでしょう。

 癒しや逃避を求めるのもいいけれど、後で現実世界に戻ることも考えて手段を選ぶべきですよね。

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2008.07.20

遺伝子組換え容認へ

遺伝子組み換えに追い風 食糧高騰・温暖化が均衡破る

 うーん、ついにきたか……。

 欧米各国が、ずっと敬遠してきた原子力発電を、原油価格高騰・温暖化により見直すようになってきたのと似てますよね。

 結局、なんだかんだと文句を言って選り好みしていられるのは余裕があるうちだけ、ってことですな。

 遺伝子組換えのこと、よく分からないけど何となく怖い、と思っている方。時間と気力の余裕があれば、私が少し前に作成しましたレポート「パンドラの弁当箱がひらくとき ―希望か悪夢か、遺伝子組換え農作物―」を読んでみてください。手前味噌になりますが、これ専門家にもけっこう評判良くて(門外漢の素人が書いているところがいいのでしょう)、大学の教材として紹介されたりもしてるんですよ。

 遺伝子組換えブームが到来して、関連の洋書の翻訳依頼なんか来たりしないかな……。

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2008.07.17

放射性物質で光る

 ちょーうろ覚えなのですが、確か「なんでも鑑定団」で古い軍用の方位磁針みたいなのが出てきたとき、鑑定士の方が「これは蛍光塗料に放射性物質が使われているんですよ」と言っていました。
 さらに記憶を探れば、大学の講義で「昔の時計屋は、放射性物質を含む蛍光塗料を文字盤に塗る作業で被爆することがあった」と聞いたこともあります。

「光るストラップ」は放射性物質 容疑の販売業者を逮捕

 規制量を超える放射性物質トリチウムを使った携帯ストラップを無届けで販売したとして、販売業者が放射線障害防止法違反容疑で逮捕されたとのこと。
 人体への重大な影響はないとみられているようですが。

 そのストラップ、「10年以上光り続ける」と人気を集めていたそうです。最近の蛍光物質は安全なものになっていますが、昔の放射性物質を使ったもののほうが蛍光物質としては耐久性が高くて優れていたのかもしれないですね。

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2008.07.16

穴が見えた

ボビー弟アンディお手柄…山手線、盗撮男を取り押さえ

 K-1を観ることはありませんが、オロゴン兄弟はときどき「黄金伝説」に出るので知っています。弟のほうが言葉遣いが丁寧でスマートなので好きですね、料理は苦手みたいですが。

 で、そんなアンディ・オロゴン氏が、山手線の電車内で靴に仕込んだ隠しカメラで女性のスカートの中を盗撮していた男を取り押さえたというニュース。
 「目が良いので、(ピンホールカメラを仕込んだ直径約5ミリの)靴の穴が分かった」そうです……。アフリカ出身で視力が5.0とかあっても、日本に来るとすぐに2.0くらいに落ちてしまうと、かつて誰かが言っていたような気がしますが……視力を維持しているのだとしたらすごいですね。

 何にせよ、犯罪を見抜く視力、犯人に詰め寄る度胸、取り押さえる腕力、それらを兼ね備えているのはすばらしいことだと思います。
 でもまさか、普通に山手線に乗って移動していたとは。

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2008.06.10

水位低下で勝利宣言

 ネットニュースの見出しに「水位低下で”勝利”宣言」というのがありました。

 水位低下?
 はて、極地方の氷山が再凍結して、海水面が下がったのかな?
 地球温暖化対策が功を奏したのだと、早くも勝利宣言が出されたのかな?

 しかしクリックしてみるとそうではなく、四川大地震のせきとめ湖の水位が排水作業により下がってきたというニュースでした。
 あの大地震からもうすぐ一ヶ月になるのですね……。

 職場で集めたミャンマーサイクロンと四川大地震への募金が、目標額に遠く及ばなかったため、再度集めるかもしれないという噂。
 てめーら10円とか入れてごまかしてんじゃねーよ私なんて合わせて2500円入れたんだぞ(5/14,16の日記参照)! なんて言ったらとってもいやらしいけれど内心かなり言いたい気分。
 もし本当にまた募金が来たらミャンマーに2000円四川に500円入れますだ。

 でも、四川はともかく、ミャンマーはちゃんと復興に役立ててくれるものかどうかも不安になりますねぇ……。

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2008.06.06

折れる前に包帯

 ちょっと足に合わない不慣れな靴を履くときに、靴擦れしそうな場所にあらかじめバンソウコウを貼っておいたことがありますが。
 折れそうで不安な場所にあらかじめ包帯を巻いておく、というやりかたもあるようです。といっても骨折に備えるわけではなく。

耐震補強、「包帯」で安く 日本の開発技術に注目

 ベルト状の樹脂の「包帯」をビルの柱に巻いて耐震補強する、「SRF工法」という安価な技術が注目を浴びているそうです。
 そういえばうちの市の保健所はつい最近新しい建物に移転したのですが、その理由は昔の建物が老朽化して耐震基準を満たさなくなったからだと聞いています。しかしそれが判明したのはもう何年も前のこと、建て替えている間に大きな地震があったら、保健所は倒壊していたかもしれません。
 もちろん建て替えにはたくさんのお金がかかりますし、耐震補強工事だって使用頻度の高い大きな建物だったりすると相当に困難。

 柱に外から包帯を巻きつけて補強するのは、建物の強度不足を根本的に解決するものではないけれど、でも万が一のことを考えればこうした最小限の処置でも手をつかねて何もやらないよりはずっといいということですね。

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2008.06.03

サバ読みすぎ

69歳女、40代と偽り結婚詐欺 100万円詐取容疑

 ……て。

 69歳、夫ありの容疑者が、40代前半独身といつわって偽名まで使い、49歳派遣社員男性と結婚するふりをして金を騙し取り、ばれて訴えられて逮捕されたとのこと。

 40代前半といつわれる69歳ってどんなでしょ。
 あーそりゃだまされるわー、ってな若さの持ち主ならぜひ一度お顔を拝見してみたいものですが。

 でもおそらくは、どーしてこんなのにだまされたんだ49歳派遣社員男性! てなものでしょーな。
 だまされたことを訴え出るにも勇気が要ったことでしょー……。

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2008.05.22

偽物の本物

 地方紙の夕刊に、なんともビミョーなニュース記事がありました。

 「耶馬美人」という焼酎があるんですよ。手造りの少量生産だそうで、焼酎にしてはわりと値も張るのですが(楽天の最安値が、一升で4410円でした)。
 一度、人から頂いて飲んだことがありましてね。私は焼酎は普段飲まないのですが、これは何ともフルーティーで美味しいと思いました。「超辛口の日本酒のよう」だと評されることもあるようです。

 で、そんな「耶馬美人」の偽物が見つかったというのですが。

 実は、一升瓶は高価で客が買いづらいからと、720mlの瓶に詰め替え、カラーコピーのラベルを貼って酒屋が作った「偽物」だったのだそうです。中身は本物の「耶馬美人」。

 中身が偽物なら間違いなく犯罪ですが、中身は本物で悪意もなかったせいか、その「偽造」を行った酒屋の名前は記載されていません。
 本当に、ビミョーな気分になるニュースでした。

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2008.04.26

オプション!

 とうとう日本にやってきた聖火リレー。TVニュースで見ただけですけど、聖火ランナーの周囲を何人もの白ジャージ警察隊(?)が取り囲み、まったくもって異様な光景でしたね。

 闖入者が現れれば、白ジャージ隊の一部が白血球のごとく取り囲んで押さえつけ、始末が済めばまたもとの位置に戻る……。

 頭の中で、「オプション!」という声が聞こえたような。

 ああ、あれだ、昔なつかしいシューティングゲームで、自機の周りをくるくる回って守ってくれるバリヤーみたいなやつ。「オプション!」という声が出るのは「グラディウス」だったでしょうか? (さほどやりこんだわけでもないので、はっきりとは思い出せない)

 首相が言うように、大きな問題がなく終わってよかったのかもしれませんが、小さな問題は山積してますよね。

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2008.04.25

重要なお知らせ

 Jリーグ ファンサイト「J's GOAL」を見ていましたら、「重要なお知らせ」というのが目につきました。

 東京ヴェルディからのお知らせのようです。さらによく見ると、清水エスパルスからも同じく「重要なお知らせ」が出ているようです。

 とりあえず何についてのお知らせなのか書いてくれよ不親切だなぁ……それにしても、明日・明後日にこの2チームは対戦しないけど、何か共通点が? それぞれにまったく無関係な「重要なお知らせ」なのか……?

 ともかく見てみましょう。

 5月18日(日)に味の素スタジアムで開催されます〔Jリーグディビジョン1 第13節 東京ヴェルディVS清水エスパルス 16時キックオフ〕の試合当日、調布市国領町におきまして、不発弾処理のため一部時間帯において周辺道路、鉄道等の交通機関で大幅な交通規制が行われる予定です。  現在のところ予定通り試合を開催する予定ですが、開催日・キックオフ時刻などが変更になる可能性もございます。  当日、味の素スタジアムにご来場を予定される皆様にはご不便をおかけしますが、決定次第あらためて弊クラブよりお知らせいたしますので、ご理解下さいますようお願い申し上げます。  なお、不発弾処理に関する詳細につきましては調布市役所ホームページ( http://www.city.chofu.tokyo.jp/ )をご参照下さい。 以上

 調布市役所ホームページを見ても、土地勘がないのでさっぱり理解できませんでしたけど。GWが終わってからおもむろに処理にかかるのでしょうか。
 ともあれ大変ですね……まさに「重要なお知らせ」。サッカーやクラブに直接関係することではないし、なんともタイトルをつけられなかったのでしょう。

 事故や混乱なく、無事に不発弾が処理されますよう祈っております。

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2008.03.19

放射性嫌がらせ

放射性物質盗んだ助教を起訴 「女性の身辺につけた」

 医学部の助教授が、大学の施設から放射性物質を盗み出し、トラブルのあった女性の身の回り品などにつけていたという、なんともトホホな事件。

 大学関係者や研究者が、放射性物質を不正に持ち出したり運搬したという事件はこれまで何度か目にしてきましたが、嫌がらせに使ったというのは寡聞にして初めてです。
 確かに、健康に影響が無いレベルの放射性物質なんて、研究や医療用トレーサー以外では嫌がらせくらいしか使い道がないかもしれないですが。

 まあ、人体に害を与えるほどのレベルの放射性物質なんて、放射性物質そのものの研究者でもなかなか扱えないらしいという噂を聞いたことがあります。
 大学時代、放射化学という講義の教授が、「別に悪いことなんてしないから、ちょっとやりたい実験があるだけなのに、なかなか……」とこぼしていたのが印象に残っていましてね。

 必要以上に規制が厳しくなるような、おかしな犯罪行為はやめてほしいものです。

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2008.01.14

日本全国厳戒態勢

緊急地震速報をNHKが誤配信、ボタン押し間違いで

 NHKが全国向けテレビ放送で、13日未明に北海道南部で起きた地震に関して揺れを事前に知らせる「緊急地震速報」を誤って流していたことがわかった……ええ~っ!?

 13日未明、感覚的には12日深夜、私はまだ起きていました。寝る前に、眠くなるまで録画しておいた番組を観ようと思っていたら、思いのほか面白くて途中で眠くならず、結局最後まで観てしまったのです。
 もう午前2時も過ぎたし、眠くないけどもう寝ようと思ってレコーダーをオフにして、テレビ画面に切り替えたら……チャイム音に続き「緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください」という音声が聞こえてきました。チャンネルはNHKで、番組は「英語でしゃべらナイト」。

 どうしよどうしよ、本当に地震来るの? と、とりあえず揺れ出したら……布団かぶって、ものすごかったら机の下に入って……!

 しかし地震が来る気配はなく、テレビの情報も、北海道で震度4の地震があったということだけ。民放に変えてみたところ、ほぼ同時刻に熊本で震度2の地震があったらしいことが分かりました。この二つの間に相関性は……あるわけないですよねぇ……。

 揺れは来ないし、びっくりした後で気が抜けて急に眠くなったので、たぶん熊本の地震に過剰反応しただけだったのだろうと結論付け、そのまま寝てしまったのでした。

 結局、職員のボタンの押し間違いのせいで「一般向けの地震速報は推定震度が最大5弱以上の場合に発表する条件だが、震度4で流れた」ということですが……えっ、緊急地震速報って地震の危険のある地域だけじゃないの?

 NHKのHPでの説明によれば……、

NHKは災害対策基本法に基づく「国の指定公共機関」で、災害時に国民の生命・財産を守るため、情報を迅速・正確に伝える責務があります。災害の際は同一内容の情報を、あまねく十分に伝えることが必要であるため、全国放送で速報します

 とりあえず日本全国のNHKで警報音を鳴らした上で、注意すべき地域を知らせるというスタンスであるようです。今回間違っていたのは震度についてだけだったのですね。
 北海道の地震で九州に住む私が警報にあわてさせられたこと自体は「間違い」ではなかったということか……。

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2008.01.08

罪の重さ

 昨年の10月ですか、バイクレーサーの阿部典史(ノリック)さんがトラックと衝突して亡くなるという事故がありました。私はこの方のことを知らなかったのですが、ファンの方々は惜しい逸材をなくしたと非常に悲しまれたようです。
 そんなころ、Yahoo! 知恵袋でこんな質問・回答を目にしました。

レーサーのノリックの命を奪ったトラックドライバーの運送会社名を教えて下さい!

 加害者への怒りが抑えられず、その運送会社(コンビニ?)を二度と使わないつもりか嫌がらせをしたいのか分かりませんが何か行動したいらしい質問者に対し、回答者はだいたい「公表されないのは仕方ないことだ」みたいなことを言ってなだめようとしています。

 これを読んで気づいたのは、「交通事故の罪の重さは、被害者がどんな人だったかということによって左右されてはならないのだろう」ということでした。被害者が有名人だった場合、悲しむ人々の数は一般人に比べてはるかに多くなりますが、だからといって、たまたま被害者が有名人だったからという理由で加害者の罪を重くしてはならないのだろうと。

 で今日、福岡市東区で06年8月に起きた3児死亡事故の判決が出て、両親が最後まで念じた危険運転致死傷罪の成立は認められなかった……ということで不満を抱いている方が多いと思うのですが、実は個人的にはこれでよかったのではないかと思っているのです。おおっぴらには言い出しにくいのですけど。

 飲酒運転全般の罰則強化を求めることについては異存ないのですが、亡くなった3人の子供たちがいかに可愛かったかということをアピールして刑を重くさせようとしていたことに対して違和感を感じていました。
 世の中、親に愛されている子供ばかりではありません。同じようにいたいけな子供が命を失ったとして、親が「あの子たち邪魔だったのでせいせいしました、むしろ厄介払いができたようなものですよ」なんて言ったとしたら、加害者の罪は軽くしてもいいのですか?

 被害者が有名人だから、愛されていたから、といったことが、相手を特定して狙ったわけではない交通事故の量刑に影響してはならないと思います。それは被害者の命の重さを差別することではないですか。

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2007.11.10

巻き添え

東京・池袋の飛び降り自殺巻き添え、重体の会社員が死亡

 飛び降り自殺した女性の巻き添えになって重傷を負った男性が死亡したとの悲しいニュース。

 むかーし、何かで読んだことのあるお話を思い出しました。

 ある人が、何かのはずみで高い窓から足を滑らせ、たまたま下の道路を歩いていた老人の上に落ちてしまいます。結果、落ちた人は助かり、老人は死んでしまいました。
 老人の息子が、落ちた人を殺人者として訴えました。名裁判官の裁きは……、「落ちた人を道路に立たせ、老人の息子は同じ窓からその上に飛び降りるがよい」
 あまりの高さにおじけづき、老人の息子は訴えを取り下げましたとさ。

 でも、今回の事件はうっかり落ちたわけではないですからね。場所が人の上だったのはうっかりだったかもしれませんが(故意だったら悪質きわまりない)。
 自殺した女性は、重過失致死容疑で、被疑者死亡のまま書類送検されることになるかもしれないとか。遺族も気の毒ですよね。

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2007.10.12

初の銅像化

 京都市東山区の霊山歴史館が、新選組・沖田総司のブロンズ像を初めて作ったと発表したそうです。

 沖田総司は正確な史料写真が残っておらず、「姉の孫をモデルにした肖像画」くらいしかないとどこかで読みました。だからこそ、「色黒のヒラメ顔」などと伝わっていながら一般には美少年のイメージが広まっているのだろうとは思いますが、しかしこれまで銅像になったことがなかったとは。

 高さ約90センチということで、だいたい1/2スケールでしょうか。「現代人が親しみやすいように当時の人物より頭を小さくした」とのこと。見た感じ、特別に美少年というわけではないようですが……。

 この銅像の顔が一般にイメージとして定着することをよく思わないファンもいるかもしれませんね。だからこそこれまで銅像化されなかったのでしょうが。

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2007.10.02

長井さんたち

 「長井秀和さんのフィリピン美人局事件」と、

 「長井健司さんのミャンマー日本人記者射殺事件」を混同してしまい、

 「えっ! 長井秀和が殺されたの?」
 と驚くというボケをかましてしまいました。

 どちらも記事中では「長井さん」と呼ばれてるし……。

 恥ずかしいから、みんなには内緒だよ!

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2007.09.23

エコ棺

 合板製よりも環境に優しいという「エコ棺」がじわじわと浸透しつつあるそうです。

 ダンボール製で、でも表面は布でおおっているので外見からは分からないそうです。

 私は下宿していた大学時代、引越しに使ったダンボール箱をそのままテレビ台などに使って部屋に置いていたせいか、何となくダンボールが好きです。
 だから、個人的にはダンボールそのまんまのに入れられてもいいような気がするんですけど。

 でも、思いとか見栄とかいろいろあるので難しいですよね。燃やしてしまうものに、高級な木材を使うなんて無駄以外の何物でもないとは思うんですけど。

 棺を二重にして、外側は上等な木で作って再利用し、内側の簡易なダンボール製の棺だけ火葬に使うというのはどうでしょう? それだと葬儀社の利益が少なくなるのかなぁ……?

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2007.09.04

新人だらけ

 職場に新人が来るのはうれしいものですが、ちょっと苦労させられることが多いのも事実です。

 最近、大病院がやたらと新人ナースを採用しているのだとか。それだけ聞けばいいニュースのようにも思えますが、理由があまり好ましくありません。
 昨年度の診療報酬の改定により、「看護師1人で患者7人」という手厚い看護師配置(7対1)をした医療機関は入院費が一律増とされたから……なのだとか。詳しくはこちらを。

 看護師に給料を支払っても増収が見込めるということなんでしょうね、医療の世界のことはよく分かりませんけど。

 しかし、国立大病院では新人の割合が20%にまで高まっている、というのは考えただけでも恐ろしいですね。現場はたまったものではないでしょう。
 新人ナースの側から考えても、そんなバブリーな理由で自分が採用されたのだと知れば、責任感だとかやる気だとかもあまり湧いてこなさそう……。

 とんでもない医療事故が起きたりしなければいいのですが。

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2007.07.15

謝るべきはどっちだ

 KDDIがシステムの不具合により、携帯電話au利用者に通話料金を2ケタ多く誤請求したというニュースがありました。実際の請求額が約5万円の利用者に、約500万円を請求したケースもあったとのこと。

 いきなりそんな請求書が届いたらびっくりしますよね。気づかないうちに何か変なサイトに登録されてしまったのではないかとか、誰かがこっそり自分の携帯を悪用しているのではないかとか、いろいろ心配してしまいますよね。

 KDDIは対象者におわびの文書を送ったそうですが……。

 しかし記事をよく読んでみると、その誤請求があったのは料金滞納者に対する「契約解除予告通知書」。ちゃんと料金を支払っている利用者に対する請求書ではないところでミスが露見したのは、不幸中の幸いだったと言えるかもしれません。
 それはそれ、これはこれ、ではありますが、料金滞納者に謝罪するというのも何だか変な感じがします。


「何だこの請求書は! 俺はこんなに滞納してない!」

「申し訳ありません、システムの不具合がありまして、2ケタ多い金額が表示されておりました。お客様への請求金額はこのようになっております」

「妙な請求押し付けておいて、なっておりますじゃねぇ! きちんと謝罪しろ、社長出せ!」

「まずは滞納額のお支払のほうをお済ませいただけませんでしょうか?」


 偉そうなことを言うならまず支払ってからですね。

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2007.07.12

つい「犯人」と

 最近、役所のトイレなどに一万円札と手紙が置かれているというニュースが世間を賑わせています。「トイレの諭吉さん」なんて呼び方もあるとか。

 別にそれ自体が犯罪行為になるわけではないでしょうが、でも何となくつい「置いていった犯人」と言ってしまいそうになります。

 警察も置き主を捜しているようですが、もし見つかったらどうなるのでしょうか。これまで届けられたお金をすべて無理やりにでも引き取らせるのでしょうか。
 お金に添えられた手紙を読んだ人は、ほぼ例外なく気持ちの悪い思いをしたでしょうから、何か軽いのでもいいからちょっと罪に問われてほしいような気もします……犯人。

 その一万円札を見つけて、何のためらいもなくネコババしちゃった人はいるのでしょうか?

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2007.06.25

めでたくないのか

 中国で、甲羅がヒョウタンのような形になったカメが見つかったそうです。

 カメもヒョウタンも縁起物とされていますから、ヒョウタンみたいなカメなんてとってもおめでたいものなんじゃないかと思うのですが。

 

現地紙は地元住民らの話として、遺伝子の突然変異が奇形の原因と考えられていると報じた。

 なんか現実的ですねここの地元住民。もう少し素直に、何かいいことの前触れだ、とかって喜んでもいいのでは……どうでもいいことですけど。

 どちらかというと私には、卵から孵化したばかりのころに何らかの原因で真っ二つになりかかり、甲羅に大きな傷がついて変な形に成長してしまったように思えるんですけど。
 でもこの突然変異が子孫に遺伝するものなら、いつかペットとして流通することになるかもしれませんね。

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2007.06.10

ウィー、手が痛い

「急性Wii炎」…ゲームで肩痛のスペイン医師、自ら命名

 任天堂ウィー(Wii)のテニスゲームで肩を痛めたスペインの医師が、この痛みを「急性Wii炎」と名付け、医学誌に注意喚起の投稿をしたとの話です。
 Wiiのゲームを実際にプレイしたことはないのですが、実際のテニスラケットのように重くはないものを握ってやたらと振り回していては、どこか変な感じに痛めても不思議はないでしょう。

左手首悪化のウィー、84位に沈む 全米女子ゴルフ

 女子プロゴルファーのウィー(Wie)が左手首のケガでスコアを落としたとの話です。

 ……べつに関連はないはずですが、でも何だか関連ありそうな感じで気になってしまいました。

 さて、明日から大阪出張に行ってきます。PHSからの更新がうまくいかないので、日記はしばらくお休みします。復帰は来週日曜日の予定です。
 それではみなさまお元気で。

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2007.05.25

復帰

 今朝、NHKニュースを観ていたら、今朝の主なニュース項目に「宮川大助」の名がちらりと見えました。すぐに別のニュース映像になってしまったので、名前が確認できただけだったのですが。

 「宮川大助・花子」の大助さん、そういえば以前に、何か重い病気で入院したと聞いたような。そうか、惜しい人を……あれ?

 正直なところまさか、「宮川大助さん 復帰」だとは思いませんでした。まさか復帰が「今朝の主なニュース項目」になるとは……それほど偉大な存在なのですね。

 勘違いしてしまってすみませんでした、今後の活躍を期待しております。

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2007.05.18

木の事件簿

 愛知の立てこもり事件、とりあえず容疑者が逮捕されたようですね。どう考えても、一人で篭城したところでいつか力尽きるのは明らかなのですが……?

 撃たれて倒れたままずっと放置されていた警察官が気の毒でなりませんでした。大怪我をして動けなくて、周りに人はいるのに助けてもらえないまま何時間も……さぞかしつらかったことでしょう。彼は無事なのでしょうか。

 ところでこの事件、容疑者の「大林」から始まり、巡査部長「木本」、機動隊の「林」、人質の元妻「森」と、やたらと木っぽい苗字の人ばかり出てくるのが何だか作り話みたいですが、ただの偶然ですよね、すみません。

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2007.05.10

塗ってごまかせ

 「キリンが広告で浦和サポーターを青に加工」というとんでもないニュースがありましたね。浦和ファンで観客席が赤く染まった埼玉スタジアムの写真を、日本代表の“サムライブルー”のユニホームで席が埋まっているように無断で加工して広告に使ったというもの。

 最初に目にしたこのニュースでは、「キリンが広告で浦和の観客席を青く塗った」みたいなタイトルだったので、私はてっきり「キリンの広告活動で、埼玉スタジアムの座席が青く塗装された」のだと勘違いしていました。よく読んでみれば、手抜きすんじゃねぇよ、って感じ。
 エキストラ集めて写真を撮るのが無理なら、最初からCGか絵にすれば……。

 そうしたら、今度は中国のニセシマウマの話が。
 どう見ても白馬にシマシマを描いたものですが、中国の人たちは本物だろうと偽物だろうと楽しめればいいという感じで大人気みたいです。

 中国でなら、キリンの青塗り広告も全く問題にならなかったのかもしれません。

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2007.05.01

ポスト前の攻防

 何かと物議をかもしている「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」が熊本市で完成し、連休明けにも運用が開始されるそうです。

 意義とか是非とかはここでは置いておくとしまして。

 仮に、自分が何らかの事情で育てられない赤ん坊を抱えて困り果てている親だったとして。ポストを利用しよう、あるいはその前に一度相談しよう、と慈恵病院に向かったとして。

 反対派の人たちが、使用を阻止しようと24時間体制で見張っていたり。

 マスコミのカメラが、ポスト利用第一号をスクープしようと待ちかまえていたり。

 阻止したい反対派と、利用させたいマスコミが、病院の前でもめていたり。

 果たして、無事に利用・相談することができるのでしょうか?

 赤ちゃんを連れて、たまたま近くを歩いていただけでも、こっそりレポーターとカメラマンに追いかけられそうな気がします。
 いや、逆に、インタビューを受けて目立ちたい親がわざわざ近所を赤ちゃん連れでうろついたりするのかも……?

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2007.04.28

古紙100%再生紙

 「古紙100%再生紙は環境にやさしい」はウソでした

 どうせそんなこったろうとは思ってましたが。

 この記事では、製紙業界ではすでに常識となっている「古紙100%再生紙」=「環境にやさしくない」を広めるために日本製紙が思い切って行動を起こしたのに、官公庁がいまだに古紙100%再生紙を環境配慮の象徴のようにしている、というような書き方になっています。

 でも個人的な見解としましては、そんなふうに官公庁を責めるのはどうかと思います。製紙業界が、本当は違うのにと分かっていながら消費者のニーズに合わせて「環境にやさしい古紙100%再生紙」を売らざるをえないのと同様に、官公庁も国民県民市民の「環境保護欲」を満たすための政策を打ち出さざるをえないことがあるからです。「私は環境に優しいことをしている!」と疑いなく思えるような分かりやすいものを用意することを官公庁は強いられている……みたい。

 環境保護はあくまで環境のために行ってほしいのですけど、世の中、自己満足のほうに重きを置いた環境保護運動家が多すぎると思います……。

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2007.03.07

出演者?

 「なんでも鑑定団」の出演者宅に侵入、820万円盗むという記事のタイトルを見て、てっきりあの番組に依頼者として出演した人がお宝持ちだと泥棒に目をつけられたのかと思ったのですが、内容を読んでみると被害者は鑑定士の安河内真美さんでした。
 それなら「出演者」より「鑑定士」と書けばいいのに……?

 そういえば一昨日、「劇薬混入の乳製品飲ませる 千葉、殺人未遂で女再逮捕」というニュースがありましたが、これの見出しが「ベッキー逮捕」とか書かれていてびっくりしました。容疑者が台湾出身でベッキーという名前だからといって、その書き方はいけないだろうと思います。

 話は戻りますが、安河内さん、もしかしたら一番ダメージが大きかったのは、大金を盗まれたことよりも、年齢入りで報道されてしまったことだったりは……? 隠しているわけではないみたいですけども。

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2007.03.01

リモコンハト

 中国の研究チームが、ハトのリモコン化に成功したそうです。ハトの脳内に極小の電極を埋め込み、飛び方を自在にコントロールするのだそうで。
 リンク先には、実際に電極を埋め込まれたハトの写真がありますが、少々グロテスクというか残酷な感じですので一応ご注意を。

 2005年にはネズミを使った同様の実験に成功している研究チームのメンバーらは、将来的にはこの技術の実用化も視野に入れているという。  ただ、リモコン操作できるハトの実用化が何を意味するのかについては触れられていない。

 たとえ「悪用しないでください」といわれても、悪用以外に何に使うんだって感じです。カミカゼ攻撃とか? 高層マンションの下着泥棒とか?
 実験はともかく、実用化はすべきでない技術だという気がします。

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2007.02.24

是非ばかり

 最近、「赤ちゃんポスト」なるものの話題がニュースを賑わせています。
 しかし、設置の是非に関する話題ばかりで、「赤ちゃんポスト」それ自体の詳細がいまひとつはっきり見えてこないので、モヤっと感が消えないままでいます。

 とくに、親が後で引き取りに来られるようにするそうですが、どのように返されるのかが気になります。
 何年後であっても返すのか。赤ちゃんの里親が決まった後でも返すのか。状況によっては養育費を請求するのか。

 赤ちゃんをずっと手放すつもりはないけれど、しばらく安全に預けられるところがあればという親は多いのではないかと思います。手段はいろいろあるにしても、手続きが面倒だったりお金がかかったりするでしょうから……そういう場合の「赤ちゃんポスト」利用は認められるものなのでしょうか。

 身内の虐待から守りたいけれど警察には行きたくない、といったような深刻な事情から、でき婚で行けなかった新婚旅行に行ってくる間だけ……なんてのもあるかもしれません。

 もうちょっと具体的な内容が見えてこないことには、「何となく受け入れがたい」というような抽象的な批判は減らないと思うんですけど。

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2007.02.15

みんな勝手だ

 なんか妙なニュースがありました。「ランチ売れない商店街「つらい」 岩手県庁「有給休息」廃止で昼休み短縮」。
 公務員優遇批判を受け、岩手県職員の昼休みが1時間から45分に短縮されたため、昼食を弁当などで済ませる人が増えて外食産業の売り上げが落ち込んだと周辺の商店街が訴えているという話。

 以下引用。

 町内会の飲食店関係者約30人は14日、大挙して県庁を訪れ、川窪俊広総務部長に「昼休み1時間」復活を求めた。「生きるか死ぬかの大切な15分だ」と食ってかかるシーンもあった。

 これに先立ち、盛岡市商店街連合会も県に休息時間復活の要望書を提出した。県庁近くにあって約1000人が勤める盛岡市役所も、早ければ4月から休息時間廃止を検討していることから、連合会は市にも要望書を出した。町内会も16日に市役所に陳情活動を行う。

 他県では、4月から休息時間を廃止する群馬のように、勤務終了時間を15分遅らせる代わりに昼休みを1時間にする工夫もみられる。川窪部長は陳情に「職員の要望も聞き、昼休みを45分間としたが、今後は地域の皆さんのご意見も参考にしたい」と答えるにとどまった。

 優遇批判が強い公務員の待遇見直しが民業圧迫を招くという皮肉な結果に、連合会の吉田完爾会長は「臨機応変の対応ができないのはいかにもお役所的」と話している。

 休息時間復活を要望したということは、商店街側は公務員が今までどおり優遇されていても構わないと考えているってことですね。しかしそれを県に訴えてどうするのでしょうか、県としては職員の福利厚生を考えれば戻したいのはやまやまなのでは……説得すべきは、公務員優遇を批判している人たちのほうではないかと。

 しかし連合会会長の言葉はちょっと理解できません。「臨機応変の対応」というのは、地元商店街のことを考えて昼休みを短縮しないことでしょうか? 働く人の休み時間を決めるのに、どうして周辺商店の売り上げを考慮してやる必要があると……?

 おそらく県職員に対しては事前に、昼休みを短縮するのと勤務終了時間が遅くなるのと(あるいは始業時間が早くなるのと?)どれがいいかアンケートが行われて、昼休み短縮となったのだろうと思います。勤務終了時間が遅くなった場合、小さな子供を保育園にあずけて働いている人たちはとても困るはずです。「少しでも遅く連れてきて、少しでも早く迎えに来てください」と言われるそうですから。少子化対策にも逆行するではありませんか、これを工夫と称するのはいかがなものかと……。

 結局、15分間のぶんを無給にするのが一番平和な解決法ではないかと思いますが、それで給料が減った県職員は金のかかる外食を控えるようになるかもしれません。そこまで面倒見きれないと思いますが。

 とりあえず、みんな身勝手だなぁと感じました。

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2007.01.25

給食費が払えない?

 小中学校の児童生徒の給食費を払わず滞納している親が、実はかなりたくさんいることが分かったそうです。

 今日、たまたま教育委員会の人の話をちょっとだけ聞ける機会があったのです。給食費滞納、かなり教育現場では問題になっていると言っていました。

 もちろん、家庭の事情で本当に払うのが難しい場合もありますし、滞納している子供には給食を食べさせないというわけにもいきません。
 しかし、「払えない」と言っていた家の子供がある日、「海外旅行に行ってきたので」と先生にお土産を差し出したということがあったそうで……海外旅行に行く金があるのに数千円の給食費が払えないのかっ! てなわけで、取立てが強化されることになったらしい?

 先生たちが土日返上で家庭訪問したりしているそうですが、どうしても払ってもらえない場合、担任が補填しているケースが多いそうです……。

 税金を払っていれば、学校教育にそれ以上の金を出す必要はないという考え方なのでしょうか? きっとNHKの受信料なんかもいちゃもんつけて払ってないんでしょうね……。

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2006.11.24

古典的オレオレ

 「オレオレ詐欺」あるいは「振り込め詐欺」といった言葉をニュースで聞く機会は最近めっきり減ってきました。一時は手口の巧妙化が危惧されていましたが、さすがにだまされる人も減ったのか、やる側が飽きたのか、手口が巧妙すぎてだまされたことにさえ気づかないのか……?

 そんな中、実に古典的なオレオレ詐欺(未遂)のニュースを目にしました。ただし、詐欺を仕掛けられたのが、息子ともども有名なお母さん、森山良子さん……。

 「森山良子“オレオレ直太朗”を撃退!」という見出しがまた。何だか変に楽しげですね、オレオレ直太朗。とっとこハム太郎に似てるからでしょうか。

 息子の名前が分かっていて、しかも金がありそうだからということでターゲットにされたのでしょうか? それにしてもあまりに無謀。
 でも、もしもこれに引っかかってお金を騙し取られていたら、森山良子さんも恥ずかしくて逆にひた隠しにしていたことでしょうね……。

 ともかく、久しぶりに笑えるニュースを見たなと思ったのでした。

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2006.10.14

大学の事件

 9月29日の日記で扱いました、大学でピアスと茶髪をやめると報奨金1万円とかいう話……結局ボツになったそうです。やっぱりね。

 ところで今日、それとはまったく関係ありませんが、大学がらみで少々気になるニュースがありました。日本大学サッカー部員が、学割定期券を不正取得していたというやつです。

 テレビのニュースで最初に聞いたときの印象は、「それ、全国ニュースで大々的に取り上げるほどの事件?」でした。社会人が(特に公務員が)身分を大学生と偽って学割定期券を使っていたというのならともかく、本当に大学生なのだし……住所しだいで学割が使えたり使えなかったりするほうがそもそも変なんじゃないかと感じたのは私が田舎者なせいかもしれませんが。
 住所をごまかすだけで安く上げられるなら、大学生はよほどの正直者でない限りやっちゃいますよねぇ……。

 確かに京王電鉄の「被害総額」もかなりの額になるようではありますが、しかしどうにも「バレちゃって気の毒」という気持ちが拭い去れないままだったりして。

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2006.10.02

醜い金魚

 スコットランドで、醜い金魚に対して整形手術が行われたという小さなニュースがありました。

 王立スコットランド博物館の池で飼われている金魚に対し、目のそばが腫れていて醜いと苦情が相次いだため、外科手術を施したということ。
 手術費用として池に投げ込まれていたコインが充当されたというのが面白いところだと思いますが。

 生物に対し、醜いから何とかしろと苦情を寄せる、というのは動物愛護などの観点からみてどうなのでしょうか? 腫れていてかわいそうだから治してあげて、というのならともかく……?
 博物館側が、その不評な金魚をほかのと取り替えたりしなかったことで、とりあえず美談ということになっているのでしょうか。

 誰かが投げたコインが当たって腫れてしまった可能性もあると思う……。

 明日は都合により日記はお休みします。

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2006.08.18

ぼくたちの惑星

 昨日の続きみたいな感じになりますが、太陽系の惑星の新定義が提案され、太陽系の惑星が一気に3個増えて12個になる可能性が出てきた……というニュースの続報で、興味深い事実を垣間見ることができました。

 そもそも、惑星の定義の問題が取り沙汰されていたのは、アメリカ人たちが冥王星を惑星に入れたがっていたためらしい……?

 天王星を発見したのは、イギリスの天文学者(ただしドイツ出身)であるハーシェル。海王星を発見したのは、イギリスのアダムス、フランスのル・ヴェリエ、ドイツのガル、のいずれか……(誰が第一発見者か決めるのが困難なため、三人の名が併記されることが多いらしい)。

 アメリカのトンボーが発見した冥王星が惑星ではないということになってしまうと、アメリカ人が発見した太陽系の惑星はひとつもないということになってしまうので、これはアメリカ的に大問題っちゅーことですねん。

 んなわけで、同じくアメリカのクリスティが発見したカロンともども、冥王星が惑星として認められれば、アメリカは満足ということですか……はあ。
 2003UB313というのはアメリカのパロマー天文台の観測チームが発見したということなので、これもアメリカが発見したということになるのでしょうか? ちなみにセレスの発見者はイタリアのピアッツィ。

 惑星や衛星に神話関係の名前がつけられる場合が多いのは、ナショナリティの問題を避ける目的のためらしいんですけどね。放っておくと、「クイーン・エリザベス」とか「ジョージ・ワシントン」なんて名前であふれかえってしまうのかもしれません……。

 それにしても上記の記事で、「架空の第10~13番惑星が登場するSFアニメ映画「トップをねらえ!」を10月に公開するガイナックスの神村靖宏さん」は、いきなり取材を受けてびっくりしただろうなぁ。

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2006.08.17

定義拡大

 国際天文学連合(IAU)総会で惑星の新定義が提案され、太陽系の惑星が一気に3個増えて12個になる可能性が出てきたとか。
 この新定義が実際に採用されると世界中の教科書が書き換えられることになるそうですが、それは仕方ないことですよね。「世界最古の人類が出現した時期」なんて、たぶん若い世代ほど古い年代で習っているはずでしょうし。

 もう2年前から「惑星定義委員会」というのがこの問題を検討していたそうですが、実はおよそ1年前、昨年9月時点での一案が『ネイチャー』で紹介されていて、私はその記事を訳してみたんですよね。これは新定義というよりも、いっそのこと「惑星」というひとくくりの呼び方をやめてしまおうという案でした。

惑星論争決着のとき

 紆余曲折があったんだなあ、というわけで、興味がある方は読んでみてください。

 小惑星セレスと、冥王星の衛星とされていたカロン。いきなり惑星に格上げ(?)されそうな雰囲気のこのふたつの天体の気持ちを知りたいものです。星に意思みたいなものがあるとしたら、どう思っているのでしょうね?

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2006.04.20

命の重み

 「死刑執行、8割は中国 アムネスティが報告書」という、少々気になるニュースを目にしました。

 世界中で2148人というのは、案外少ないかな、という印象を受けたのですが、中国だけで1770人ほど、というのは正直驚きです。しかもこれは明らかになっているものだけで、実際は8000人くらいにのぼるかもしれないという……ひえー!

 そういえば、中国で逮捕されると外国人でも簡単に死刑にされかねないという話があったような……あ、2年前の終戦記念日に私がこの日記でネタにしてました。ニュースのリンクはもう切れてしまっていますけど。

 こんなことを言うべきではないのかもしれませんが、中国は人間が多すぎて困っているように見受けられますから、人間の命の重みというものが少々……他国に比べて割引されているのかなあ、と勘ぐってしまうのでした。

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2006.04.19

キノコのように

 だから何だというわけでもありませんが、ちょっと目に留まったニュース「胡錦涛氏、スタバ大好き? 「主席でなければ通ってた」」。
 訪米中の中国の胡錦涛国家主席がシアトルで、「国家主席をしていなければ、スターバックスコーヒーに通っていただろう」と語ったとかいう……どこまで外交辞令なのか分かりませんけどね、そもそもスタバに一度でも行ったことがあるのかどうかも。

 スターバックスコーヒーは中国で「キノコのように増えている」のだそうです。こういうの、日本では「雨後のタケノコ」って言いますよね。中国ではキノコもタケノコもおなじみでしょうが、ここではキノコのほうを使うんだなぁ、と。
 しかしスタバは、少なくとも私の身の回りではキノコやタケノコほど増えた印象がありません。やたら増えたものといえば、少し前ならファミリーマート、あとは携帯ショップですかねぇ……。そういえば一時、メロンパン屋があちこちにできましたが、あっという間に全滅しました。

 ずっと前に、「きのこの山」と「たけのこの里」の小袋が何パックも入ったやつを買ったところ、レシートに「キノコタケノコフクロ」と書かれていたことを思い出しました。

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2006.04.06

柔らかーい

 「味・香り・成分そのまま、柔らかーい野菜・果物」ということで、野菜や果物などをそのままの形状でかまずに食べられるほどに軟らかくする技術を、広島県立食品工業技術センターが開発したそうです。

 食材を凍結させ、細胞同士をつなぐ物質を分解する酵素の溶液の中に入れて減圧すると……凍結しているため形も崩れず、中まで酵素が浸透するという原理なのでしょうか、加熱していないから味や香りも損なわれず、野菜や果物がプリンのように柔らかくなってしまうといいます。

 食べ物を思うように噛んだり飲み込んだりできない人たちの食事への利用が考えられているそうですが、素材を生かした高級デザート類にも応用できそうですね。

 しかし、もしこの技術が広く一般的に利用されるようになったら、「日本人は噛むことを忘れてしまった!」なんて騒ぎ立てる人が出てくることでしょうねきっと。

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2006.02.16

ルーツを求めて

 思わず「いい話や……」とほろりとしてしまったニュース、「実の親捜す!米ドーソン、気迫の銅…男子モーグル」。

 幼いころに韓国で置き去りにされ、米国人夫婦に引き取られて育った青年が、「自分がオリンピックに出場すれば、本当の親も見ていて名乗り出てくれるかもしれない!」とがんばり、銅メダルまで取ってしまったというエピソードです。
 養父母はとてもいい人たちのようですし、彼は決して不幸な人生を送ってきたわけではないと思いますが、逆境を昇華させて糧にして突き進む人のお話って、こう、弱いんですよ……すばらしい!

 しかし、、「実は、たくさんの人が、自分が親だと名乗り出てきた」というのはねぇ……全くこればかりは、多けりゃいいってものではないのに。

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2006.01.30

親戚関係

 昨夜のニュースで、自民党の武部幹事長が、昨年の総選挙でライブドアの堀江貴文前社長を応援していたことを弁明しているのを目にしました。自民党にもホリエモンにもほとんど興味が無いもので、事情とかさっぱり知らないのですが、とりあえずこの人きっと、本心では「そんなヤツ関係ねェ!」と叫んでしまいたいんだろうなー、なんて思ったり。

 そしてさっき、「『ホリエモンと兄弟なの?』武部幹事長が孫に問われる」という、微笑ましいんだか寒いんだかよく分からないネタのようなニュースを見ました。他人と軽々しく義兄弟の契りを結ぶものではありませんね。

 そしてさらに、「小池徹平と京本政樹が親戚だった」という謎の親戚ネタまで出てきた本日。どういう親戚なのかは分かりませんが、イトコの子、くらいですか?

 高橋由伸の結婚報道も含めて、私にはどうでもいいことばかりでしたが。

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2006.01.19

コニカのデジカメ

 「コニカミノルタ、カメラ・写真フィルム事業から撤退」とのニュースを目にしました。目に留まったのは、私の愛用のデジカメがコニカのだからでしょう。

 数年前、デジカメ買うぞー、と決めて電器屋に行きました。当初、キヤノンかオリンパスにしようと思っていたのですが……、キヤノンのは、今はどうか知りませんが、当時は非常に重くて持ち歩くのが苦痛になりそうだと思いました。また、オリンパスのはレンズが左寄りについているのしかなく……真ん中についたのが欲しかったので……やめたのだったと思います。で結局、店で見つけた、性能・外見・重さ・価格が全て妥協点を満たしていたコニカのを買ったのでした。
 しかしその後間もなく、コニカはコニカミノルタになってしまい、少々さびしいというか、いきなり旧型になってしまったなーみたいな感じがしました。

 そしてとうとう、コニカミノルタがデジカメを含むカメラ事業から撤退、家電メーカーなどとの競争に負けたからとのことでした。ますますさびしい感じがします。
 競争に負けたといっても品質が劣っていたわけではないよー、私はちゃんとあのデジカメの価値を認めて買ったんだからねー、と心で叫んでみたりするのでした。

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2006.01.16

間違いそのまま

 京都大学の研究グループが遺伝子組換え技術を使って、ダイオキシンの分解能力の高い細菌を作り出すことに成功したそうです。これから有用な方向に発展することを祈りつつ、それはともかく。

 この記事をネットニュースで見つけて「?」と思ったのは、このことが「米科学誌ネイチャーバイオテクノロジー(電子版)に掲載された」と書かれていたからです。「ネイチャー」は英国の科学誌ですから、ネイチャーバイオテクノロジーも英科学誌のはず。小さいとはいえ、どうでもよい間違いではないですよね……。しかし、多くのニュース記事が同じように間違えていました。

 Yahoo!ニュースで検索してみたら、このことに関するニュースが4件出てきました。一番早い共同通信のが「米科学誌」。続く時事通信のはちゃんと「英科学誌」になっています。京都新聞はまた「米科学誌」、読売新聞はなぜか「専門誌」になっています。

 要するに、共同通信が間違った情報を出すと、それを情報源としている多くのニュースが同じ間違いをそのままコピーしてしまうということみたいですね……。

 ネイチャーは英科学誌……サイエンスが米科学誌。

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2006.01.12

育毛剤でドーピング

 アメリカのスケルトン選手が、育毛剤の成分でドーピングと判断されたため、出場停止となり、トリノ五輪にも出場できなくなりそうだとのニュースを目にしました。

 スケルトンといえば、スピードスケートみたいに頭まですっぽりのタイツで行う競技だったと思いますし、髪なんてむしろ邪魔ではないかという気もしますが……でも26才、まだまだお洒落もしたいし女の子にもモテたいお年頃、育毛剤に手が伸びてしまうのも無理はないですかね。

 こういう、故意ではないドーピングによる処分が報道されると、「気の毒ではあるが、しょせんは選手本人の不注意によるもの、処分は当然」と結論付けられてしまうような気がします。それは確かにそうなのかもしれませんが、スポーツ選手でもない全くの一般人がそういう意見を偉そうに述べているのを目にすると、どこか違和感があるというか、何様だよアンタ、という気分になってしまいます。

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2005.12.24

チョコの噴水

 皆様、すばらしいクリスマスイブをお過ごしでしょうか。私は、夕食が少々豪華だった以外は、全くいつもの休日と変わらない過ごし方をしてました。

 さて下世話なニュースによりますと、イングランドの貴公子ベッカム様が、クリスマスプレゼントとして「チョコレートの噴水」などという珍妙な代物をお買い上げになったそうでございます。

 チョコレートなんて噴水にしたところで泥水みたいで綺麗でもないだろうに、と思いましたが、これは「流れるチョコレートにマシュマロなどを浸して食べるもの」で、しかも値段は10万円程度だとか。噴水といっても、公園にあるような大きなものではなさそうですね。せいぜい大きくても子供用のビニールプールくらいで、中央からチョコが湧き出すようなものでしょうか……?

 要するに、あの「流しソーメン機」のチョコレートフォンデュ版でしょうか。
 チョコレートフォンデュというのは一度食べてみたいですが、きっと少し食べたら「もういいや」ってなりそうです。

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2005.11.30

キス後に急死

 少々ショッキングなニュースを目にしました。「カナダの15歳少女、キス後に急死 ピーナツアレルギー」という記事です。
 15歳の少女が16歳の彼氏とキスしてアレルギー症状で死亡、死因は、彼氏がキスの9時間前に食べたピーナツバタートーストだったというもの。

 最近、お菓子の箱などにも「この製品は、ピーナツを使用した製品と同じ工場で製造されています」みたいな表示がありますから、よほど気をつけなければならないのだな、とは思っていましたが、まさかそんなことが起こるとは。
 彼氏もショックだったでしょうね、しっかりと念入りに歯磨きをしておけば防げたのでしょうか、それでもリスクは残るのでしょうか。

 しかしこの記事、よく見ると変なんですよね。見出しと第一段落では「キス後に急死」と書かれていますが、最後の部分には「病院で手当てを受けたが、数日後の今月23日に死亡した」とあります。
 おそらくは、読者にインパクトを与えるために「急死」にしてしまったのだろうと推測されます。たぶん、「キス後に急に倒れ、手当てを受けたが数日後に死亡」でしょう。

 ……いや、元気だった若者が死んでしまった場合、数日は生きていたとしても「急死」になるのかもしれません。とはいえ、「キス後に急死」とあれば、その場で猛毒を飲んだようにあっという間に死んでしまう様子を誰でも想像しますよね。

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2005.11.14

共生の道は

 今日の気になるニュース、「鳩山御殿ゴスロリ禁止令」。瀟洒な洋館、鳩山会館(通称鳩山御殿)に写真撮影に来るゴスロリ軍団とカメラ小僧が一般客の迷惑になっているため、ゴスロリ禁止令が出たというもの。

 ゴスロリは、まあ似合う人が着ていれば悪くないと思いますが、確かに畳の日本間などには似つかわしくありませんし、素敵な洋館で写真撮影して夢に浸りたいという気持ちも分からなくはありません。でも、そんなふうに半分夢うつつで行動している状態では、周囲の迷惑など顧みない困った人たちになってしまうのも無理ないところ。

 でも、私はこの鳩山御殿がどんなものなのか知りませんが、おそらくこの洋館にゴスロリはよくマッチするのでしょう。別にゴスロリ集団が景観を損ねるとか、そんな理由で禁止されているわけではないようですし。

 ここは、着替えの持ち込みは禁止して、場内でゴスロリ衣装を貸し出して写真撮影するサービスでも始めてみてはどうでしょうか。あるいはいっそのこと、場内の従業員として極上のゴスロリ美少女を揃えるとか……いや、それではゴスロリ客はともかくカメラ小僧が増殖してしまうからダメですね。
 ともかく、ゴスロリが一般客の目を楽しませてくれるようなかたちに持っていくことができれば一番よいのではないかと思うのですが。

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2005.11.12

抜け毛もダメ

 埼玉の東武動物公園で、飼育している珍獣ホワイトタイガーの抜け毛を学業成就のお守りにして無料で貸し出すことにしていたそうです。しかし、これが法に触れるのではないかという指摘を受け、環境省に確認したところ、やはりダメだということで、結局は抜け毛なしのお守りを貸し出すことにしたそうです。

 「種の保存法(正式名称:絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律)」では、希少野生動植物種の譲渡し等が原則的に禁止されていて……「譲渡し等」とは「あげる、売る、貸す、もらう、買う、借りる」なので、貸し出すだけでもダメだったんですね。
 お守りを「貸す」というのもちょっと不自然な感じがしますから、おそらく企画した側では「あげたり売ったりするのでは法に触れそうだから、貸すことにしよう」と考えていたのだろうと推測されます。大体、何人がちゃんと返しに来てくれるのやら。
 種の保存法については、環境省のこちらのページから情報が得られます。トラは、珍獣ホワイトタイガーでなくても、国際希少種に該当するようです。

 しかしちょっと気になったのが、8月末ごろに地方の情報番組でやっていた、夏休みの自由研究案「毛の動物園」。画用紙に動物の絵を描き、野生動物園「アフリカンサファリ」で動物の毛を採取して貼り付けていくというもの。毛は抜くのではなく、あくまでなでて手に残ったものを使うようにしていましたが、あれは大丈夫だったのだろうかと……希少動物はいなかったかな、と。

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2005.11.03

やなキムチ

 韓国と中国のキムチ戦争……あれは一体、何なのでしょうか。

 韓国側が中国産キムチから寄生虫の卵を発見
  韓国が中国産キムチの輸入規制
  韓国国内で白菜の価格上昇

→中国側が韓国産キムチからも寄生虫の卵を発見
  韓国は報復措置だと反発

→韓国側が韓国産キムチからも寄生虫の卵を発見
  日本に輸出されている製品も含まれていた

 というのが大まかな流れらしいですけど。
 そもそも、韓国が中国産キムチにいちゃもんをつけた理由、あるいはキムチの寄生虫調査なんてのを実施した理由は何でしょうか。日本人的な発想では、安い中国産輸入キムチから国内メーカーを保護する目的で……あるいは、中国が日本へのキムチ輸出に踏み切ろうとするのを牽制して……といったところが思い浮かびますが、はてさて。
 もとの理由が何にせよ、韓国は余計なことをして自分で自分の首を絞めたようにしか……?

 キムチはあれだけ辛くて酸っぱいから、殺菌作用があって少々何か入り込んでも大丈夫なようなイメージがありましたが、回虫の卵などは殺せないのでしょうか。その辺、もうちょっと詳しく知りたいところです。

 とにかく、日本でもキムチがイメージダウンすることは避けられないでしょう。「韓国政府が余計なことを!」という、関係者の憤りの声が聞こえてくるようです。

 でも、屋外で干して作るようなもの……海草や切り干し大根あたりは、日本産でも調べれば何か見つかるのでは? 問題が他の業界まで飛び火しなければいいんですけど、疑ったら際限がないです。

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2005.10.23

妻の気持ちは

 なんかまたひっそりと、変な事件が起きてましたね、「夫のヘソクリ偽札だった 妻が使って発覚」。

 ある男が偽造して、自分のバッグに隠し持っていた偽札を、妻が勝手に持ち出して偽札とは知らずに使ってしまったという事件でした。

 偽札は、使わなくても作ろうとした時点で罪になるとテレビか何かで聞いた覚えがあります。たしか、コピー機にお札を置いた時点で、スタートボタンを押さなくても厳密には有罪だとか。

 それにしても、ある意味自分のせいで夫が逮捕されてしまった奥さんの気持ちが気になります。

① ああ、あの人ったら、なんてバカなことを。私が持ち出さなければ、いつか自分で偽札を使うつもりだったなんて! 悲しいけれど、仕方ないわよね、これでよかったのよね……。

② 私が悪かったのよ、私が勝手に使ったりしなければ、あの人もいずれ自分の罪に気がついて、こっそり偽札を処分してくれていたかもしれなかったのに……私のせいで……。

③ 本当にバカな男と結婚したものだわ、どうせ偽札作るなら、もっとマシなもの作ればいいのに、一目でバレるようなもの作ってんじゃないわよ! (自分が気づかなかったことは棚上げ)

 どれが一番近いでしょうか?

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2005.10.10

脳神経外科

 私は自分の将来の職業として「医者」を考えたことはありませんが、もしなるなら専門は何がいいだろうか、と考えたことはあります。やっぱり脳神経外科なんかがいいかな、まだまだ謎な部分が多そうだし、もし手術に失敗しても言い訳ができそうだから……(最低)。

 まさか医者の志望者に同じ考えの人が多いからではないでしょうが、日本に脳外科医はおよそ6000人、人口100万人あたり47人もいて、どうやら日本は世界で一番、脳外科医が多い国らしいです。
 しかし記事によれば、ただでさえ日本の医者は専門分野以外の仕事が多い上に、一人の専門医が担当できる手術の数が限られてくることから、技術を熟練させることが難しい現状だそうです。
 こんなはずじゃなかったのにな、なんて感じている脳外科医さんも多いのかもしれません。

 そういえば、別府市に「フェニックス脳神経外科病院」というのがあると、かつて「聖闘士星矢」が流行っていた当時かなり話題になっていましたが、先ほど調べてみたところ、平成10年に別府中央病院と合併して、無くなってしまったそうです。
 でも愛媛県松山市には、「北条フェニックス脳神経外科」があるそうですよ。

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2005.09.24

珍獣サオラー

 アメリカには大型のハリケーン「リタ」が、関東には台風17号が接近中で、ニュースとしてどちらが重大なのかは微妙なところですが、まったくの個人的な事情としましては、同僚がバリ島に旅行中なので、あっち方面に進んでいる台風18号のことが一番気になっていたりします。

 さて、台風17号のアジア名は「サオラー(Saola)」、18号は「ダムレイ(Damrey)」だそうです。ダムレイはカンボジア語で「象」の意味ですが、サオラーはベトナム語で「最近見つかった動物の名前」……って何のことでしょうか。
 そんなわけで、今日はこの謎の動物「サオラー」についてちょっと調べてみようかと。

サオラー

和名 ベトナムレイヨウ
学名 Pseudoryx nghetinhensis

1992年5月、ベトナム北部で発見。
ベトナムとラオスの国境あたりにいる。
険しい山地の原生林が主なすみか。
ウシ科の動物で、体重100kgほど。
角が三対あるのが特徴。
大きな群れは作らない。
人里の農地には近づかず、謎が多い。

世界的に最も希少な哺乳類のひとつ。
当然、環境破壊や狩猟のせい。
肉は地元で珍重されていたらしい。

(参考:Animal Info - Information on Endangered Mammals

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2005.09.18

「気持ち悪い」と好評

 栃木県の水族館で、「ミツバヤツメ」という珍しいヤツメウナギが公開されているそうです。とがった歯が三本あるから「ミツバ」らしいですね。

 これ、とても好評らしいのですが、その理由が「気持ち悪い」かららしい……。「気持ち悪いから不評」というのなら分かりますが、「気持ち悪いから好評」というのは、はてさて?

 げにおそろしや、キモカワブーム……。

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2005.09.17

東京都迷惑防止条例

 ちょっと納得いかないよな、と思わずにいられなかったニュース、「サツキの家入場券、タダが4万円…ダフ屋適用見送る」。愛知万博の「サツキとメイの家」の入館予約券を大量に入手しインターネットのオークションで1枚数千円~4万円以上で販売していた人物に対し、警視庁が東京都迷惑防止条例の適用はできないと結論づけていた、というもの。

 東京都迷惑防止条例の第2条でダフヤ行為が禁止されているのですが、条文を要約すると「チケット類を公共の場所や公共の乗物で転売目的で買おうとしてはいけない。また、転売目的で入手したチケット類を公共の場所や公共の乗物で売ろうとしてはいけない」ということになり……「サツキとメイの家」の入館予約券はタダなので「買って」はいないし、ネットオークションは公共の場所ではない、と判断されたようです。

 ところで素人の疑問なのですが、その人物は特定されておらず住所も不明、チケットが使われるのは愛知県なのに、どうして東京都の条例を適用しようとするのですか? その辺、よく分からない……。

 東京に住んでいないのでよく分かりませんが、この東京都迷惑防止条例ってのもいろいろ物議をかもしているものらしいですね。そういえば以前、公共の場所での化粧を禁じる決まりができるとかできないとかいう噂がありましたが、それもこの条例に入る予定だったわけですか?
 何にせよ、誰でも見られるインターネットは、さっさと「公共の場所」に入れてしまったほうがいいのではないでしょうか。

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2005.09.11

飽食の時代に

 さて、選挙の結果も気になりますが、地元選挙区の結果が出るのはかなり遅くなってからになりそうですし、選挙特番のあおりを食らってF1中継もいやな時間になっていますから、いちど早く寝ちゃおうかと思っています。

 さて、そんな世の中の趨勢とは離れたところで気になったニュースがこれ、「大阪城公園で自生キノコ食べる 3人病院搬送」でした。公園でバーベキューをしていた一団のうち3人が、近くに自生していた「オオシロカラカサタケ」というキノコを焼いて食べて、中毒を起こしたというもの。軽症らしいですけどね。

 オオシロカラカサタケは、白くて大きくて目立つキノコ。おいしそうかどうかはともかく、興味を引かれてしまう気持ちは分かります。しかしキノコ中毒はいまだに日本全国で何件も発生していて、亡くなる人も後を絶ちません。食べた人たちは酔っていたのかもしれませんが、自生しているキノコに対してもう少し危機意識を持つべきでしたよね……。「自然の恵み」に対する過信のせいもあるのかもしれません。
 そういえば、アルコールと一緒に食べると毒になる、というキノコも確かあったはずです。

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2005.09.04

神様って残酷

 読んで思わず悲しくなってしまったニュースがありました。「ネギ畑に落雷、農作業中の高2重体 千葉・成東町」です。今日の午前中、ネギ畑で父親と一緒に草取りをしていた男子高校生が、落雷にあって重体だとのこと。

 日本では雷鳴と稲妻を神格化して「雷神」と呼びますが、ギリシアや北欧の神話では、雷は強大な神が使役する武器というか道具のように扱われています。そのせいか、人が落雷にあったと聞くと、つい「天罰じゃないか?」と思ってしまいます。

 でも今回被害にあったのは、休日の朝から親を手伝って農作業をするような殊勝な少年です。警察も、「金属製のカマでも持っていたのでは」「派手なアクセサリーでもつけていたのでは」と、彼の非となるところを探し出そうとしていたように見受けられますが、そういったことも無かったようです。
 それなのに、こんな目にあうなんてかわいそう……。もう、雷=天罰、と結びつけるのはやめるべきなのかもしれません。

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2005.08.27

台風がいっぱい

 このあいだ台風11号が日本に近づいてきていたとき、今度はどんな被害が出るのかと冷や冷やしていましたが、結局は関東地方を直撃したため、こちら九州は逆に気が抜けるほどよい天気でした。
 もしも将来、台風の進路をある程度制御できるような技術が開発されたとしたら、どうなるのでしょうか。やはり、首都圏直撃は避けるように……なんてことになるのでしょうか。しかしそのために被害を受ける地方にとってはたまったものではないですよね。結局、「人間が気象を変えるなど髪の領域に踏み入る不遜な行為であり……」とか言われて使用禁止にされるのかも。

 とにかく、過去最高の10個の台風が日本上陸した去年と同様に、今年も台風ラッシュとなる可能性は十分にあり、注意が必要となりそうです。

 さほど関係ありませんが、今年4月21日号の『ネイチャー』の表紙を見たとき、私は思わずギョッとしました。この号には「米国沿岸に到達するハリケーン活動の季節予報」という論文が載っていたのですが、見事に渦を巻いたハリケーンが集団で米国沿岸に襲来しているような写真なのです。本当にこんな恐ろしい状況になったことが?
 しかし説明を読んでみると、実はこの表紙の写真は合成写真だとのことでした。紛らわしいものを作ってくれたものです、ああ驚いた。

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2005.08.22

マリモが浮いた

 阿寒湖のマリモというのは、昼になると水面に浮かび、夜になると湖底に沈むものなのだと信じていましたが、水槽の中でならともかく自然界では浮き沈みなどしないという説が実は主流だったのだそうです。

 しかしこのたび、実際に阿寒湖でマリモが浮き沈みしていることが確認されたといいます。

 よかったですね、どこかの番組で「阿寒湖のマリモは、昼になると浮かび、夜になると沈む、というのはガセ」なんて言われて、沼に沈められる前で。

 そういえば、昔読んだ子供向きの科学実験の本にはよく、「サイダーにブドウの粒を入れると、表面に泡がくっついて浮かび、水面に達すると泡が取れてまた沈む」というのが書かれていて、サイダーとブドウが同時に手に入るたびに試していましたが、一度たりともブドウが浮かんだことはありませんでした……。

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2005.08.06

業界は訴える

 ぼちぼち日記再開します。今、「再開」と入力しようとしたら「最下位」と変換されてしまったのが不吉でなりませんが。

 さて、本日のネタはこれ、「外食、菓子産業が子どもに食育授業 企業任せ教師に人気」です。スナック菓子やファーストフードが健康に悪いとされているイメージを払拭するため、カルビーやマクドナルドが小学校に出前授業に赴いているという話題。

 「うちの子には、スナック菓子やハンバーガーは絶対に食べさせません!」なんて親もいるんでしょうね。そういえば私の小学校時代の同級生に、マンガを読むことを(たとえ学習マンガでも)親に禁止されていると言っていた子がいましたが……、べつに他の子より成績や人徳がすぐれていたわけではなかったと思います。たぶんそういうのって、親が思うほどの効果はない……。

 それにしても、世論に目の敵にされている業界は大変ですよね。洗剤業界は「石鹸は合成洗剤よりも環境にやさしい」という説を打ち消そうと必死ですし、塩ビ業界はダイオキシンの発生源が塩ビだけではないことを懸命に主張しています。

 しかし実は、私が今週忙しかった理由のひとつは、小学生を相手にしたイベントのようなものがあったためでした。ふだん子供に接することなんてないのに、「面白く興味を引くようにしつつ分かりやすく水環境の大切さを教えろ」なんて難しすぎますって。
 記事中、授業を企業にお任せしている教師たちを手抜きと批判しているような部分もありましたが、正直なところ私もどこかにお任せして済ませたかったです。疲れました。

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2005.07.30

プラネットX

 NASAのジェット推進研究所が、「太陽系で10番目の惑星が見つかった」と発表したというニュースがありました。

 むかしむかし。

 太陽系の第7惑星、天王星(1781年発見)を観測してみると、計算どおりの動きをしていないことが分かりました。これはきっと、まだ見ぬ第8の惑星が存在して、天王星の動きに影響を与えているにちがいない! というわけで、第8惑星の位置を計算で求めて探してみた結果、1846年に海王星が発見されたのでした。

 しかし、海王星を計算に入れても、やはり天王星の動きは計算どおりではありませんでした。これはきっと、第9の惑星も存在するにちがいない! というわけで探した結果、1930年に冥王星が発見されてしまいました。
 ところが、冥王星は天王星の動きの矛盾を埋めるにはあまりに小さすぎました。結局、1980年代後半、ボイジャー2号が天王星と海王星のそばを通った際に、これらの惑星の重さが従来信じられていた値と1%ほどずれていたことが明らかになり、これが計算のずれを生んでいたことが分かったのでした。つまり、冥王星というのは偶然に発見されたも同然でした。

 そんなわけで、地球と太陽の距離の100倍以内に、地球以上の大きさの惑星……プラネットX(「10番目」と「正体不明」の意味を含んでいるらしい)の存在は計算上で否定されてしまったようです。しかし今回発見されたという第10惑星は、直径が冥王星の1.5倍だとしてちょうど月と同じくらいの大きさ、地球よりずっと小さいですね。

 発見者はすでに名称を申請しているようですが、どんな名前なのかはまだ秘密みたいです。もしも正式承認より前に流出してしまったら、きっとその名前が一人歩きしてしまうでしょうから……世界中のマスコミは一刻も早く知りたいことでしょうけど。
 とにかく、これからどうなるのか楽しみです。

(※ 上記の天王星うんぬんの話は、数年前に私が洋書を読んで書いたレポートで詳しく読めます。興味があったらこちらからどうぞ。)

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2005.07.23

ソース戦争

ソース戦争   勃 発!

 ……なんて言うと、まるで『ボボボーボ・ボーボボ』みたいですが、実際ソース業界というのは熱いシェア争いを繰り広げていたらしく……。

 ブルドックソースが、会社更生手続き中のイカリソースを傘下に収め、オタフクソース(広島市)を抜き業界首位に返り咲く見通しだそうです。

 昔は、揚げ物にザブザブとソースをかけて食べる人が多かったのではないでしょうか。しかし最近では、健康のために塩分を控えたり、また素材本来の味を楽しみたいと考える人が増えて、ソースの消費量は減っているのかもしれません。
 一方で、お好み焼きにマヨネーズをかけない人はいてもソースをかけない人はほとんどいないから、おたふくソースは強いのかもしれません。どちらもあくまで想像ですけど。

 しかし大手の調味料メーカー……キューピー、味の素、S&B、カゴメ、キッコーマン……と思い浮かべてみると、ドレッシングやパスタソースは製造しても、ウスターソースだのトンカツソースだのには手を出していないのではないでしょうか。ソース作りというのは、きっと蓄積されたノウハウを必要とする、簡単には手を出せない専門職的な世界にちがいありません。

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2005.07.16

公文書の散逸

 「平成の大合併」で多くの市町村が消えてゆく中、貴重な地方公文書が散逸の危機に瀕しているそうです。

 言っちゃなんですが、この「貴重な」という価値観の在りどころが微妙ですね……。記事中、

公文書館法は、公文書の保存や利用に関し、地方自治体に適切な措置を講じる責任があると定めている。地方の公文書には、江戸時代に三宅島に島流しにあった罪人の名簿(東京都公文書館)や、戦時中に受け入れた学童疎開の記録(長野県松本市文書館)など、歴史的価値の高い資料も多いためだ。

とありますが、こういった歴史的資料なんてのは役所の日常業務に使われることなどないわけで、「何の役にも立たない場所ふさぎの古い紙束」として見られても仕方がないのではないかという気がします。

 国立公文書館というところも、市町村に公文書の保存を要請するばかりでなく、「貴重な資料があるかもしれないから、捨てる前にうちに送れ!」とでも呼びかければいいのに……。きっと、収納場所に困った自治体がたっぷり送ってくれますよ。

 ところで、個人情報の記載された公文書は外部に流出してはいけないものですが、古い個人情報の保護はどのように定められているのでしょうか。ずっと昔に亡くなった人の情報流出でも、子孫が何らかの不利益を受けることはありえますよね。時効とかあるのかな。

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2005.07.15

半端なウソ

 「亡夫の預金払い戻し命じる 大田さんが「太田」で開設」というニュースタイトルを見て、何のこっちゃと思いましたが……要するに、戸籍上は「大田」なのに「太田」と名乗っていた男性が死亡し、遺された「太田」名義の預金を妻が引き出そうとしたら銀行に拒否された……という経緯のようです。

 男性がどうしてそんなことをしていたのかは……姓名判断あたりでしょうけれど……分かりませんが、しかし私は字にパターンの多い「サイトウ」という姓ですから、期せずしてそういったトラブルに巻き込まれることがあるのではないかと心配になってしまいます。

 大田氏が本名とは全く異なる姓を使っていたなら、逆にこんなトラブルは発生しなかったのではないでしょうか。なまじ本名に近かったから、面倒なことになったのではないかと。

 半端なウソといえば、少し前に「香港ドラゴン航空機内でトルコ人の男が暴れ、同機を福岡空港に緊急着陸させて逮捕された」事件がありましたが、その男は本当はトルコ人ではなかったらしいですね。イラン人だと自称しているらしいですけど、トルコ人とイラン人なんてどう見分ければよいのか。
 何にせよ、トルコ人に対するイメージが悪くなりましたよね、あの事件。トルコ人に謝れ、とその男に言いたい気分です。

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2005.07.14

宝石とアスベスト

 タイガーズアイ……虎目石と呼ばれる石があります。宝石とは言えないまでも、装飾品などに使われる、いわゆる貴石です。鉱物の繊維が一方方向に並んでいるため、つやのある髪のような、独特の光り方をします。
 以前にペットボトルのオマケについていたタイガーズアイ。

 しかしある日、すごいことに気づきました。これ、別の角度から見ると、透明な石(水晶)の中に繊維が入っているのだということが分かるんですよ。あまり写りが良くないですが、この方向で蛍光灯にかざしてみるとほら、光が透けて見えるんです。

 メルマガで、宝飾業者向けの、アスベスト健康被害に関する注意文書が出されていることを知りました。製造工程におけるアスベスト使用に対する注意が述べられているのは当然ですが、「アスベストを含有する宝石(貴石)」に関する記述があるのは興味深いです。タイガーズアイもそのひとつ……あの独特の輝きは、アスベストによるものだったんですね。

 アスベスト自体は単なる繊維状の鉱物で、毒性があるわけではなく、宝石に含まれていても細かく砕いたりしない限りは何の心配もありません。

 どうして危険なのか、ということは常に正しく理解し、見当違いの大騒ぎをしないようにしたいものですね。
 以前に、「商店街の七夕飾りに塩ビが使われていた、あんな危ない物質を、通行人が触るようなものに使っているのは許せない!」みたいな投稿を何かで目にしたことがありましたが、塩ビはべつに触って害があるから問題になっていたわけではないはず……。

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2005.07.13

税込み袋込み

 経済産業省と環境省が検討しているレジ袋有料化について、コンビニエンスストアなどが加盟する日本フランチャイズチェーン協会が反対文書を提出したそうです。

 記事によれば、コンビニには手ぶらで来店して買い物をする人が多く、バッグを持参する人がほとんどいないのだそうです。私はそもそもバッグを持たずに手ぶらで外出すること自体がめったにないので、へーそうなのか、と感じましたが……。
 しかし弁当などは、温度や大きさ、汁漏れなどの問題でやはり手持ちのバッグに入れたくないものですから、レジ袋は必要ですよね。そして食べ終わったら、プラスチックごみを袋に集めて捨てたいです。

 コンビニ側でレジ袋が不可欠だと判断した弁当などの商品については、表示価格を「税込み・袋代込み」にしてしまうというのはどうでしょうか。もちろん、実際は袋の分を値上げしないで……、その代わり、袋を断わっても値引きしないということで。

 エコロジー運動は、無駄を省くかたちで行うべきで、必要なものを削減して不便を我慢するかたちにはしないほうがいいと思います。

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2005.05.04

律儀なナマケモノ

 せっかくの連休だというのに、ここのところ、心が冷たくなるようなニュースばっかりな気がします。

 そんな中、ちょっとほほえましいお話を見つけました。『脱走常習犯のナマケモノ、晴れて「放し飼い」に』です。上野動物園で、ナマケモノが外の木に出て行くのを容認することにした、という話題。

 ナマケモノだけれど、引きこもりではなく、実はアウトドア派だったんですね。そして、ナマケモノだけれど、毎日律儀にオリに戻ってくるんだって。

 自然界の厳しい生存競争に負けてとっくに絶滅していてもおかしくなさそうな動物なのに、したたかに生き残っているのは、やっぱり意外な面をいろいろと持っているからでしょうか。上野動物園に行って探してみたくなりました。

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2005.04.11

古い農薬を見つけたら

 「ヤフーオークション」で、毒物を含んだ農薬が無許可で販売されていたというニュースを目にしました。販売者に悪意はなかったのだろうと思われますが、古い農薬というのは危険ですよ。

 農薬には、有害であることが後で分かって、製造・使用が禁止されているものが多くあります。不純物としてダイオキシンが大量に含まれることが分かって禁止されたものもあります。

 だから、倉庫に忘れ去られた古い農薬を見つけたりしたら、どうか保健所や役所に相談して、勝手に譲渡したり処分したりするようなことのないようにお願いします。

 間違っても川や井戸に捨てたり土に埋めたりしちゃダメですからね!

 でも、そういう危険な農薬がいまだに現役で使われている国もあるわけで……。
 『ネイチャー月刊ダイジェスト』2004年8月号、「アジアの憂鬱」によれば、中国では毎年30万人近くが自殺しており、その多くは農村地域で起きているそうです。(ちなみに中国は、女性の自殺率が高いのも特徴だそうです。)自殺を試みる人の全てが本当に死にたいわけではない(らしい)のですが、中国の農村地域では毒性の高い農薬の入手が容易だから、自殺が未遂で終わらないんだって……。
 何だか切ないですね。

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2005.02.20

選択の自由?

 ドイツの動物園で飼っていたフンボルトペンギンに5組のカップルができたものの、うち3組がオス同士だったのだそうです。
 もちろん卵は生まれないけれど、とても仲睦まじいらしい……。

 動物の同性愛のことは、以前に『奪われし未来』という本で少し読んだことがありました。ただこの本では、そういう「異常」は全て環境ホルモンのせいにされていましたっけ。何しろ世界じゅうに環境ホルモン問題を広めた本ですからね。
 本が今は手元にないのですが、確かカモメがメス同士でカップルになって一緒に仲良く巣に入っているような話があったと思います。しかしそれでも、オスと交尾だけしてから、メス同士で仲良く子育て、というケースもあると書かれていたような、それは別のところで読んだ話だったか……うろ覚えです。

 ペンギンの同性愛カップルが、環境ホルモンのせいにせよ、ペンギンの自由意志による選択によるものにせよ、ともかく「同性愛者らからペアを引き離さないように求める電話やメールが殺到」というのがいかにもヨーロッパらしいですね。欧米の同性愛者団体は怖いらしいですし……、動物園側としても、仲を引き裂いたりせずに温かく見守るそうです。

 しかし、フンボルトペンギンだったからよかったようなものの、これが絶滅の危機に瀕した動物、たとえばパンダだったりしたら、きっと同性愛は大問題になってしまうことでしょう。異性カップルでも、相手を選ぶ権利はほとんど無いですからね。

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2005.02.05

踏切前の一時停止

 自民党の議員グループが、踏切手前での一時停止を義務づけている道路交通法の改正を検討しているのだそうです。
 交通渋滞の緩和、排ガス削減、省エネ効果などが期待される一方で、安全面が懸念されているのだとか。

 私は近所に線路が通っていないところに住んでいるため、高校生のときに駅近くの大きな踏切を毎日歩いてわたってた以外は、あまり踏切に縁がありませんでした。でも仕事で車を運転するようになってから、「車で踏切をわたる」という機会が時々訪れるようになりました。
 警報音も鳴っていないし、遮断機も下りていないのに、徐行ではダメで必ず一時停止しなければならない。というのは、ちょっと無意味に近いのではないだろうか? と思わないではありません。しかし、私が仕事でよく乗る車は少しエンジンが弱く、ごくまれにエンストを起こす(車検に出してもバッテリー替えても直らないらしい)ので、多くの場合ちょっと上り坂になっている踏切前で停止するのはヒヤヒヤものです。

 でもやっぱり、一時停止しなくてよくなったら、警報音が鳴っているところを遮断機が下りてくる前に通り抜けようと爆走するような人も出てきそうで心配です。

 それに道がわりと混んでいる場合、つい前の車に続いて勢いで進んでしまったものの、前がつまっていて踏切から出られなくなってしまったら……?
 私は爆走はしませんが、こちらはやってしまいそうで怖いです。だからどちらかといえば、一時停止が義務付けられているほうがいいかもしれません、私としては。

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2005.01.05

お金は大事だよ

 F1ワールドチャンピオンのミハエル・シューマッハーが、スマトラ沖地震の復興支援のため1000万ドル(約10億円)を寄付するというので話題になっています。他にもいろいろな有名人が寄付を行っていますが、金額が桁外れなので彼が筆頭になったみたいですね。

 たしか『アルスラーン戦記』で……いや、『創竜伝』だったかもしれませんが、「貧乏人に全財産を投げうってもらうよりも、金持ちに小遣いを出してもらったほうがありがたい場合もある」というような一文を読んだ覚えがあります。確かに、気持ちだけではどうしようもない、金額のほうが大切なこともあると思います。
 お金で幸せは買えない、とは言うけれど、ほとんどの人間が、お金のために多少なりとも幸せを犠牲にしながら暮らしているのですから……。お金があれば、犠牲にする幸せを減らすことはできると思うのです。

 少し話がずれましたが、たとえ偽善行為のように見えたとしても、一般人にはとても無理なほどの寄付を行ってくれたことは素直に称えていいのではないでしょうか。
 しかし、シューマッハーにとって10億円というのは、価値観的に私たちにとってのいくらくらいに相当するんでしょうね? 普通車一台分くらい、150~200万円程度ではないかと私は思っているのですが。無理すれば出せなくはないけど、なかなか寄付には踏み切れないくらいの金額かな、と。

 私も及ばずながら、少なくとも新潟の地震のときと同じくらいの金額は寄付しようと思っています。復興だけでなく、伝染病対策も大変そうですから。

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2004.12.27

正常性バイアス

 昨日のスマトラ沖地震による津波で亡くなった人は、現時点で分かっているだけでも2万人を超えているそうです。日本列島に直接的な影響が無かったからといっても、とても胸をなでおろしてなどいられない大惨事になってしまいました。

 津波の話を聞くと、今年の9月1日(防災の日)に放送されたNHK『ためしてガッテン!』の中で耳にした、「正常性バイアス」という言葉のことを思い出します。
 私たちはいつも、「非常時にはあわててはいけない!」ということを繰り返し聞かされてきているために、必要以上にあわてなくなってしまっているというのです。もちろんパニックに陥ってはならないのですが、とくに津波の場合はあわてて逃げなければ助かる確率がどんどん減ってしまいます。
 非常事態が発生したら、まずおちついて、その後は何もせずに情報を待つのではなく、とりあえず助かるための行動に出るべきなのでしょう。確かに大した被害も無く終わった場合、あわてて逃げたりしたら周囲の人たちから馬鹿にされそうな気もするのですが、そうした風潮からまず変えてゆかなければ本当の非常時に対処できないと思います。

 そんなわけで、もしも海の近くにいるときに地震が起こったら、まず海から遠い高い場所に逃げて、それから地震・津波情報を聞くようにしましょう。海を眺めながら「津波情報言うかなー?」なんてラジオを探している場合ではないのです。

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2004.12.25

人災地震

 ちょっと気になった記事、「ロックコンサート、「縦ノリ」震度4 揺れる大阪ドーム」。
 大阪ドームでロックコンサートを開催すると、興奮した客がリズムに合わせて飛び跳ねるために、周囲に地震のような揺れが伝わるのだそうです。もちろん他の会場でも起こることですが、大阪ドームは特に住宅地が近いために影響が深刻なのだとか。

 私はほとんどコンサートに行ったことがありませんが、もしかしたら客を盛り上がらせるために「オレたちで地震を起こそうぜ!」なんて叫んでみるアーティストもいるのかもしれません。でもまさか、人力で本当に地震並みの揺れが起こっていたとは。
 ちなみに一番揺れが激しいのは、集客力も客のノリも最上級であろうGLAY、およそ震度4! 矢井田瞳やB’zがそれに続くのだそうです。

 ……GLAYが埋立地で屋外ライブをやったら、液状化現象が起こったりするのでしょうか?

 周辺住民からの苦情に対処するかたちで、GLAYはコンサート会場を他に移し、矢井田瞳は開催日や選曲に気を配ったそうです。

 私は音楽は静かに聴きたい方だけれど、ロックコンサートに行く人というのは多くが熱狂的なノリを求めて行くものらしいですから……客に縦ノリの自粛を求めるのは難しいのでしょうね。

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2004.11.20

廃線処理

 今日の夕刊に載っていた福岡県での事件、「廃線レール1700メートル盗難 福岡、売却目的か」。

 廃線のレールが、1700メートルにわたって(線路にはレールが2本使われているから、レール3400メートル分ということらしい)何者かに盗まれていたのだそうです。なくなっていることに気づいたのは鉄道ファン(廃線ファン?)だったものの、犯人が鉄道ファンである可能性はないだろうと警察はみているようです。

 だって、2メートルずつに焼き切っても重さおよそ80kg、力の強い人でも一人ではそう簡単には運べない重さ、それが1700本分だから、136000kg、136トンですよ。

 記事からみるかぎり、中国あたりに売り飛ばす目的で盗まれた可能性が高いのでしょうか。それにしても、労働量や輸送コストを考えると割りに合うのかどうか疑問……。

 それにしても、使われなくなった線路のレールを鉄鋼として再利用することもなくただ放っておくというのは、おそらく処理コストが高くつくからなのだろうと思いますが、国によってはこれをとんでもなくもったいないことだと感じるのかもしれません。
 万里の長城なんて、建材としてあちこち持ち去られて原形をとどめていないところが多いと聞きますし。

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2004.11.18

なんなんだ?

 運転免許を取るための教習を受けていたとき、「どうか女性は、ひもがついていなくて肩が丸出しになる服(チューブトップと呼ぶようですね)で運転するようなことをしないように。裸なんじゃないかと思って男が寄ってきて、交通事故になる恐れがありますから」と教官が言っていたのを覚えています。実際にそんな事故があったのかどうかは知りませんが……。
 しかし、自宅の中で全裸で過ごすのが好きだという人は結構いると聞きますから、もしかしたら「全裸運転」に快感を覚える人もいるのかも……なんて考えたりしたこともありましたっけ、そういえば。

 そして今日になって起こった謎のニュース、「全裸の男が車運転、次々はねられた自転車の5人死傷」。昼に見たときには怪我人だけでしたが、1人は亡くなられたのですね。ご冥福をお祈りします。

 全裸運転の男は23歳、まだ若いのに何をやっているのでしょうか。それにしても、この男の名前が公表されていないのはどうして? いえ、別に知りたくもないですけど、年齢が分かっているくらいだから名前も不明ではないでしょうに。

 中が見える自動車の中で裸になるのは、公然わいせつ罪などになるのでしょうか? 男が上半身裸で車を運転していても誰も気に留めないかもしれませんが、バスやトラックなど車高の高いのに乗っていると乗用車の中は丸見えですよ……。
 そういえば以前、夏の暑い日に、つなぎの上半分を脱いで垂らし、ぶよぶよの上半身をさらしてオートバイを飛ばしていた男を見たことがありますが……ものすごく見苦しくて、あれ何かの罪に問えないものだろうか、と思いましたです。

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2004.11.12

密航

 ちょっと目に留まって気になったこのニュース、「旅客機の車輪格納室に少年2人忍び込む」。

 中国で、国内便旅客機の車輪格納室に路上生活者の少年二人が忍び込み、そのまま離陸。一人は落下死、もう一人はおよそ700km離れた空港に到着したものの、飛行中の低酸素、低温状態などから全身がけいれんしていたといい、耳が聞こえなくなった可能性もあるとのこと。

 「こっそり入り込んで遊んでいた」と書かれていますが、入りたかったというよりやはり密航したかったんじゃないのかなあ、という気がします。

 それにしても、何とか助かった少年の飛行中の心境はいかなるものだったのでしょうか。友達は落ちてしまい、まず助かってはいない。寒くて息苦しくて、飛行機のエンジン音は耳が割れんばかり。
 こういう、「禁じられた場所に入り込む」というのは冒険ものの少年漫画の題材になったりもしますが、とても胸躍るようなものではなかったのではないかと。

 「銀河鉄道999」で、宇宙一ひ弱で美しい人々が住む星のカップルが、哲郎とメーテルのパスを盗んで999に乗り込んだものの、出発の衝撃に耐えられずに死んでしまう……というお話をはるか昔に読んだことがあるような気がします。ふと思い出しました。

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2004.10.21

学歴がジャマ

 先日、飲み会のときに、同じ大学出身の車好きの後輩が言っていました。
 「俺、大学まで出てしまったからこの仕事についたけど、本当はタクシーの運転手が一番向いてるんじゃないかと……」
 彼とはさほど親しくもなく、その言葉がどこまで本気だったのかは分かりませんし、酒の席でのことでしたから何となく聞き流していたのですが。

 今日になって、本当は短大卒なのに高卒と偽っていた青森市バス運転手が免職処分になったとのニュース記事を見て、ふと思い出したのでした。

 青森市では、バス運転手などの技能労務職受験資格から大卒、短大卒を除外しているのだそうです。大卒、短大卒まで広げると公平な競争にならないからだそうで……。
 就職において、年齢のことを別にすれば高卒より普通は有利になりそうな短大卒という肩書が、どうしても運転手になりたかった彼にとってはまるで前科のように感じられていたかもしれません。

 学歴がジャマになる、というのは、女性が結婚する際にはたまにあるようですが……まあこれも、妻は夫より下であるべきだ、という考え方に基づいているのでしょうから、改めてゆくべきだと思いますが……、まさか採用試験で学歴の上限が設けられていたなんて。

 規則違反とはいえ、これで懲戒免職は厳しすぎると思うのですが……。

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2004.10.04

残酷だ

 いたいけな幼児をただ何となく手慰みに殺すような凶悪犯罪がいくつも起こり、なんてひどいことをするのだと憤りを覚えながらも、内心で何となくそうしたニュースに慣れていく自分に気づいて少々自己嫌悪に陥ったりもする今日このごろ。

 しかしあの、京都の病院で入院中の重病患者のつめがはがされた事件のニュースには、いわゆる凶悪犯罪とは違う残酷さを感じました。
 まだ(当たり前ですが)殺された経験なんてないので、殺人事件というものにはどうしても遠い世界の出来事のような非現実感がぬぐえないのに対し、「身動きもできず叫び声もあげられない状態で生爪をはがされる」というのは想像しやすいからなのだろうと思います。

 犯人の動機は「人間関係のストレス発散のため」だったとのこと。夜の小学校に忍び込んで飼育小屋のウサギを殺すのに近い犯罪だったのかもしれません。
 しかし病人関係者によれば「人間関係のストレスがあったというような話は出てきていない」とのことで……つまり、抵抗できない重病患者を苦しめることは、犯人にとってこの上ないストレス発散にはなっていたということなのでしょうねぇ……。こういった人のストレスを、他の人間や動物を苦しめることなく解消させる方法というのはあるのでしょうか。

 一方で、「シュワ知事 フォアグラ禁止」という記事。タイトルだけを見たとき、てっきり「健康上の理由か何かで、シュワ知事が大好物のフォアグラを食べるのを禁止された」のだろうかと思ったのですが、実際はカリフォルニア州で2012年以降、フォアグラの生産・販売が禁止されるということなのだそうです。なぜって、フォアグラの製造方法が残酷だから。

 私は、もし誰かがフォアグラをご馳走してくれたら喜んで食べますけど、実際あの製造方法は残酷なのではないかと、ずっと前から思ってましたよ? 残酷さのことは別にしても、あれって要するに「脂肪肝」なのだそうですし、思いっきり不健康ではありませんか。
 昔から行われてきた方法だから、今まで放っておかれたのでしょうか。むしろ、どうして今さら? と感じました。

 しゃべれないガチョウの気持ちを推し測ることができるのは人間ならではのことかもしれませんが、その前にまず、同じ人間の気持ちを考えることができなくては……。

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2004.08.27

楽しいこと、大切なこと

 昨夜、新体操という競技を実に久しぶりに観ましたが、あれはいつの間に衣装にスカートが付くようになったんですか? 全員のに付いているということは、そうしなければならないと定められているのでしょう。
 女子フィギュアスケートもそうですが、私は個人的にあれ嫌いなんですよ、どうせ中を見せないわけにはいかないのに付いてるスカートがまくれあがってるのって。競技として脚の動きはちゃんと見えないと困るから、ズボンは禁止するにしても、スカートは要らないと思います。

 ……そういえば、男子体操選手がはいているズボンは脚のラインがあまり出ませんが、どうしてあれはあれでいいんでしょうねぇ……?

 それはともかく、このあいだ体操競技のエキシビジョンみたいなやつ(ガーラって言うの?)を観ましたが、新体操選手の演技はものすごかったですね、色っぽすぎて。きわきわミニスカートの下に肌色パンツの美女5人が踊っているのなんて、子供に見せちゃいけないんじゃないかと思いましたよ。実際のところ、その前に可愛いらしい演技を披露した子供たちが周りを取り囲んで食い入るように(憧れの目で?)見つめてましたけど。

 まあ、意味不明なスカートと、きらびやかな衣装のどこかに貼り付けられた国旗に少々がっかりしながらも、新体操は観ていて楽しいんですけどね。

 ところで、ロシアで航空機が2機同時に墜落し、テロの疑いがあるとのニュースがありましたね。でもこのニュース、なんだか扱いが軽すぎませんか? 日本人の犠牲者はいなかったとはいえ、とても重要なニュースだと思うんですけど……。このあいだ、日本野球チームが銅メダルを獲得したニュースの後にされていたのを目にして、これどうだろうか、と思ったのですが。
 メダル獲得に浮かれるのもいいですが、大切なニュースの報道が手薄になるのでは……。

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2004.08.26

リストラの代償

 造船所で建造中の船の内部で爆発が起こり、二人が死亡、二人が怪我をしたとのニュースがありました。死亡した二人は、下請会社の社員だったそうです。

 最近、溶鉱炉に転落したり、吊り下げていた機械が落下して下敷きになったり、痛ましい労災事故の報道が目につきます。
 どうして立て続けにこうしたことが起こるのだろうか、と漠然と考えていたのですが、今日、偶然に一つの答えを知ってしまいました。

 相次ぐリストラでベテラン作業員がいなくなり、その穴を契約社員などで埋めているためです。
 現場のことをよく知っている人間が減り、素人に近い人たちが危険な作業に従事しているのですから、事故が起こりやすくなるのは当然といえば当然のことです。

 仕事の上で知ったことですので詳しくは述べられませんが、企業側がそれを「仕方のないこと」だとして言い訳にしている限り、まだ悲しい労災事故は起こりつづけるような気がしてなりません。
 いくら「安全を第一に考えています」なんて言っても白々しいばかりです。

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2004.07.30

二重螺旋と半世紀

 DNAの二重らせん構造を発見したフランシス・クリック氏が、ガンのために死去したことを知りました。88歳だったそうです。

 生物の遺伝情報を伝えるものがDNAであることは今では誰でも知っている常識ですが、それはたくさんの失敗の上に築き上げられた楼閣のようなものだったと聞きます。大学の時の生物学の教科書を見てみますと……。

 19世紀後半、細胞の核に含まれる物質が「核酸」と名づけられ、そのまま長いあいだ、何のためにあるのか分からない謎の生体物質とされていたのだそうです。

 一方、1928年、肺炎双球菌という細菌のR型(病原性なし)に、熱で完全に殺した同じ肺炎双球菌のS型(病原性あり)を混ぜてネズミに注射すると、肺炎になることが見出されました。R型菌の遺伝的性質が、熱殺菌したS型菌によって変化していたのです。
 そして1944年、その変化を起こしたものがDNA(デオキシリボ核酸)であることが突き止められました。もっとも、その概念が世の中に受け入れられるには時間が必要だったようですが……。

 そして1953年、有名なワトソン博士とクリック博士によって、DNAがダブル・へリックス……二本のひもが互いに絡み合ったような二重らせん構造をとっていることが解明されました。

 50年ちょっと前、クリック博士は、自分の発見がどのように発展してゆくと考えていたのでしょうか。現実よりももっとすごいことが可能になっていると思っていたのでしょうか、それとも、思わぬ発展ぶりに驚いていたのでしょうか。

 ガンで亡くなったというのは皮肉なことであったのかもしれません。ガンの根絶は、遺伝子工学の大いなる目標の一つに違いないでしょうから。
 どうして自分が生きているあいだにそれが実現しなかったのだろうかと、クリック博士は思ったかもしれないけれど、もちろん私には分かりません。

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2004.07.25

総天然色

 土星探査機カッシーニが「総天然色」で撮影したという土星の輪の写真がNASAから公開されました。NASAのサイトでは、もっと大きな画像を見ることもできます。

 説明にも書かれていますが、淡いピンクや灰色、茶色が微妙に重なり合った色彩がとても美しいですね。

 「総天然色」というのは……原文でも「natural color」と書かれていますが……、太陽光に照らし出された姿、ということでしょうか。考えてみれば、宇宙分野で大きな発見がなされたときの天文写真などは、フィルターや画像処理が使われていたり、紫外線やX線を観測する装置で人間の目には見えないものをとらえたものだったりする場合がほとんどなのかもしれません。
 いわゆる「大自然」よりもさらに雄大な「大宇宙」の美しさを再確認できたような気がします。

 もちろん、研究などの目的には特殊な光線を感知できるカメラも重要な役割を果たすわけですが。
 たまたま昨日、盗撮の話題を取り上げましたが、赤外線カメラで水着姿の女性の肌を盗み見る、なんて手口もそういえばありましたね。それに対抗して、赤外線カメラで撮影しても肌が透けない衣料素材をデサントが開発したそうです。とりあえずはアテネ五輪に出場する日本選手用の水着に使われるとのこと。
 赤外線を吸収する水着というのは、着ていて暑くならないんでしょうかね? 着心地がちょっと気になりますが、きっとデサントの開発チームもオリンピックに間に合うように懸命に頑張ったのでしょう。

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2004.07.24

盗撮は犯罪です

 たまに東京あたりに行って電車に乗ると、目につくものがあります。それは、一見「痴漢と被害者か?」と思ってしまうようなことをやっているカップル。お尻をなでたり胸をつついたり。本人たちは幸せなのかもしれませんが、こっちは「あの女の子、助けなくていいんだよね?」なんて余計な気を回さなければならないので、少し控えてくれないかなと思ったりします。
 これが都会特有のものなのかどうかは知りません。私は普段、地元で電車に乗る機会が非常に少ないですし、バスにはあまりカップルって乗ってこないもので。

 さて、東京都の石原慎太郎知事が痴漢一掃作戦に乗り出したというニュースを目にしました。JR最強、いや埼京線というのは、「痴漢電車」なんて呼ばれているんですか? 乗ったことないですけど。
 作戦以前にまず、知事本人が痴漢やセクハラで訴えられるようなことが起こらなければいいのですが。いえ、石原知事がそういうことをしそうだなどと思っているわけではありませんけど、その種の不祥事は多いですからね。

 カメラ付き携帯の普及により、盗撮も増えているといいます。
 ところで以前、ちょっと気になったのですけど、「女性による盗撮」というのはもしかしたらとても多かったりしませんか? 例えば公衆浴場の女風呂の脱衣場など、女性なら堂々と入れますし、携帯をチェックしている振りをして盗撮するのも容易なのではないかと……。
 盗撮する本人に女性の裸への興味が全く無くても、知り合いにお金をもらって頼まれたり、または誰かに売りつけようと考えたり、あるいは自分のホームページに掲載してアクセス数を増やそうとしたりとか。

 私の小学校の修学旅行後、先生たちが撮影した写真が廊下に貼り出され、ほしいものを焼き増ししてもらえることになっていました。もちろんその頃はカメラ付き携帯もデジカメもなかったわけですけど。
 そのとき、1枚だけ欠番になっていた写真があったんですよ。おそらくそれは、女の先生が女風呂でいきなり撮影したという1枚だったのだろうと思います。おそらくは現像されたその写真がどのようなものだったのか、そして誰の手にわたったのか、私たちには知る由もありませんでした。

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2004.06.05

金星過日

 6月8日の午後2時過ぎごろから、金星が太陽の前を横切って通過するという珍しい天文イベントが起こります。4月にコンタクトを新調したばかりで視力がいいし、肉眼で観られるかな、と楽しみにしています。天気が心配なんですけどね。
 なんとか写真も撮ってみたいけれど、写したところで「金星なんて、ほんの2ピクセル」と言われてしまいました。

 私が翻訳大学院に入学したばかりのころ、まだ自分でホームページを開設する前のことでしたが、Duncan Steel著 『Eclipse』という洋書(邦訳は出版されていないと思います)を元にしてまとめたレポートを作成し、それを大学院のホームページで公開してもらったことがありました。『黒き太陽と赤き月に 人類は何を見てきたか』というタイトルです。この第7章、『通過、transit』が、まさにこの日面経過(『天文年鑑』ではこの呼び名を使用)のことを扱っています。ちょっと文章に難はありますが、歴史的背景などが良く分かるので内容は面白いと思います。よろしければ読んでみてください。

 そのレポートを作成していた当時、資料として、斉藤国治著『星の古記録』(岩波新書)という本を購入しました。タイトル通り、古い記録に残された天文イベントについて検証した本で、あまり歴史の表舞台に表れない、日本や中国の天文学の話がとくに興味深いと思います。
 この本によると、明治6年、1873年のこと、アメリカから日本政府に向けて、「アメリカの天文家が日本に『金星の日輪を経過するを経験するため』に行くからよろしくね」という内容の公文書が届き、日本政府側はその意図をはかりかねてあたふたしたらしいです。アメリカ側の目的は、太陽と地球の距離を正確に割り出し、そこからケプラーの法則を適用して他の惑星への距離もはじき出すことでした。その辺の詳細はレポートに書いてあります。
 日本人の中には、観測にやってきた外国人たちに随従して勉強した者もいたようです。また、明治天皇も宮中御苑内操練場で「金星御覧」を行ったそうです。
 昭和49年(1974年)、横浜市に観測百年を記念した「金星太陽面経過観測記念碑」が建てられています。

 しかし、「金星過日」、「金星の日面経過」、「金星の太陽面経過」などと、呼び名がいま一つ統一されていない感じがするんですよね。マスコミは統一してくれるのでしょうか。各社で違ったりしたら面倒ですよ。
 英語で「トランジット」と呼ぶことを覚えておくと、ちょっぴり格好いいかもしれません。

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2004.06.04

小さな傷から痛みを知る

 加害者も被害者も女子小学生だったことで、大きな波紋を呼んでいるあの事件。
 多くの人が「小学生」という部分に注目する中、「女子」のほうに注目してしまって要らぬ波紋を広げてしまったお人もいるようですが、それに対する意見や罵倒は他の方々にお任せすると致しましょう。

 被害者側が、HPにいろいろな誹謗中傷めいたことを書き込み、それがトラブルの元になったと聞きます。どの言葉が、加害者に犯行を決意させるに至ったのかということについては、ニュースメディアごとにそれぞれ見解が異なっているようです。確かにそれはニュースを見る側にとっての一番の関心事かもしれませんが、でもちょっと考えてみてください。それって全くどうでもいいことなのではありませんか? どんな内容なら、「そんなことを書かれたら、相手を殺したくなるのも当然だ」なんて思えます? とにかく、人を殺してはならないのだということを、世の人々に、とくに子供たちに訴えるのが先だと思います。興味本位の報道が、変な方向に行ってしまうのが心配です。

 でもやっぱり、ホームページやチャットで交流する相手は、どこの誰とも知れない他人の方がいいのかもしれないな、ということも感じました。キツいジョークも言い合えるような、双方とも大人の付き合いができる関係ならいいのでしょうけど。
 互いの誤解や言い過ぎがもとでトラブルになった場合、面識のない他人ならそこで縁を切っておしまいにすることができます。心にしこりが残るかもしれないし、寂しいかもしれないけれど、それだけです。
 いつも顔を合わせているような相手とのオンラインのトラブルは、オフラインに持ち越されてしまいますから、やはり危険でしょう。

 不謹慎ながら、「素人がカッターナイフ一本で殺人を犯せる」という事実には驚かされてしまいました。
 これから、小学校の図工や家庭科で、カッターや包丁を使わせないようにしよう、なんて動きが起こりそうで心配です。使い方を教えなくなったら、刃物の恐さを子供が知る機会が失われてしまいますから、PTAや学校側には冷静な対応をしてもらいたいと望みます。
 やっぱり、事件を通じて、カッターナイフの売上が落ち込んだりすることになるのでしょうか。

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2004.05.28

日本時間の今日未明

 「今日未明」というのを、「今日だけど時間がはっきりしない」という意味だとしばらく思い込んでいたのはおそらく私だけではないと思うのですが。

 平日の朝は5時半に起きて、6時までNHKニュースを観ながら身支度などしているのですが、今朝は「イラクで日本人二人が乗った車が銃撃された」というニュースが何度も繰り返されていました。
 「イラク人運転手は何とか逃げ出した」「二人はジャーナリストで、おじとおいの関係」といったあたりはかなり確実な情報として伝わってきたのですが、肝心な彼らの安否についてはその時点で分からずじまい。心に引っ掛かりを覚えたまま出勤したのでした。

 少し前に、立てこもり男のところに警察が突入したようなことがあったように思いますが、それも警察の突入時刻がちょうど朝5時半だったもので、ニュースではそのことばかりが繰り返されていました。その朝は少々目覚めが悪く、はっきりとしたことは覚えていないのですが、やはり立てこもり男の生死についてははっきりしないまま出勤することになりました。

 立てこもり男のときもそうでしたが、帰宅して改めてニュースを観て、二人のジャーナリストが死亡していたことを知りました。
 朝に見ず知らずの他人の安否を案じ、昼には人命に比べれば実に些細な私事にかまけてそれを忘れ、夜に最悪の結末を知って悲しく思う。ときどきおとずれる、今日はそんな一日でした。

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2004.05.03

劣情の昇華

 少し前に、少年隊のカッちゃんが覗きで逮捕されたのかと勘違いしてびっくりしたことがありましたが、実際は似た名前の大学教授だったのですね。その人はテレビなどにもよく出演していて、女性に大人気だったという話ですが、私は実際その人のことを全く知らなかったもので、まあくだらないことで身を滅ぼしたものだと呆れただけでした。べつにそれ以上詳しく知りたいとも思いませんでしたし。

 永井俊哉氏の「縦横無尽の知的冒険」で、『覗く快楽と覗かれる快楽』について述べられており、この大学教授(と、かなり前に同じく覗きで出てこられなくなった芸能人)のことが例として挙げられていました。彼らが覗きのスリルを求めた理由など、正直知ったことかとは思ったんですけど。

 しかし、「覗きの本質」について述べられている部分には興味を惹かれました。少し引用してみます(強調は私がつけたものです)。

そこで、覗きの本質は何かを考えてみよう。覗きの快楽とは、誰も見ることができない隠された内奥を、所有者にすら気付かれることなく、自分一人だけが見ているという優越感の快楽である。(中略)そして、この点において、覗きへの欲望は学者の欲望と一致する。なぜならば、学者とは、他者に見えないものを独占的に見ていることに優越感と快感を持つタイプの人が就こうとする職業だからだ
人類が、学問と芸術の花を咲かすことができたのは、窃視と露出への欲望を、正しい方向へと昇華してきたからなのであり、この欲望自体を捨ててはいけない

 望遠鏡や顕微鏡は、普通の人間が肉眼では見ることの出来ない世界を覗き込むための器具と言えますが、あれを覗き込むのが楽しいと思えない人が微生物学者や天文学者になろうとは思わないでしょう。確かに、科学の世界で使われる器具は、人間が定かには知覚できない世界を覗き込むためのものばかりなのだなと感じます。

 理系の世界だけでなく、文系の世界でも、一般の人々が知らない法律、経済の動きなどを独占的に知ることが楽しいと思える人がそうした学者になるのでしょう。

 外国語を読む楽しさも、これに類するものだと思います。日本語では得られない情報を英語で読むことができると、確かに優越感と快感がありますからね。

窃視症者は、他者には見ることができない世界を見ることを喜ぶ人であるが、そうした窃視への欲望を満たすだけならば、たんなる快楽の消費者にすぎない。自分が手に入れた世界を公開し、他者が窃視への欲望を満たして喜ぶことを喜ぶ露出症者になってはじめて、快楽の生産者になることができる

 自分ひとりで読むだけなら単なる消費者。でも、読んだ内容を日本語に訳して公開すれば生産者になれるのですね。もちろん、著作権などの問題も実際には絡んでくるので、そう簡単な問題ではないはずですけれど。

 でももしかしたら私の場合(前述のように)、さほど興味のないものに対してはすぐに「べつにどうでもいいや」「知ったことか」で片づけてしまう「覗き根性の無さ」が、いま一つ大成しない理由なのかもしれないなぁ、と思ったりして。

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2004.04.13

窒息の危険があります

 人質家族に対し心ない中傷とか、浅田農産の卵無料で大行列といったニュースももちろん気にかかりますが、ちょっと私では語るに力不足な感じですので、世の社会派な方々にお任せするとしまして。

 本日の注目ニュースは、イカ腐敗ガスで酸欠? 3人死亡です。韓国船籍のイカ運搬船で、腐ったイカの内臓から発生したガスが船倉内に充満して乗組員が酸欠で死亡したらしい、という痛ましい記事でした。

 鉄鉱石などの輸送船の場合、積荷を酸素から遮断しておかないと、鉱石が錆びて(酸化されて)酸素が消費されるために乗組員が窒息したり、あるいは化学反応に伴って発生した熱で火災が発生したりする危険があると、何かで読んだような覚えがあります。それにしても、腐ったイカのせいで窒息死することがあるなんて。冷蔵設備がうまく働いていなかったとか、そういった原因だったのでしょうか。

 大学生のとき、フロンガスのオゾン層破壊について調べようとして、図書館の古い本を開いてみたのですが。その本はまだフロンガスとオゾン層破壊の関連性が、少なくとも常識にはなっていなかった時代のものだったので、「フロンガスは無味無臭、無害でとても便利なガスだ。ただ、漏れても気付かないので、運搬船でガス漏れ窒息事故が発生したことがある」といったことが書かれていました。

 小さな子供が浴槽に転落したり、お年寄りがモチをのどに詰まらせたり、とかく窒息の危険というのはどこにでもあるのだなと思います。
 それにしても最近は、電器製品などを買ったときなど、ビニール袋にいちいち大げさな警告文が書かれていますよね。家に小さな子供がいる人以外にとっては、結構うっとおしいものではないかと感じるのですけど。何か重要な情報が書かれているように見えたけれど、日本語表記が無くて、英語を一生懸命解読してみたことのある方もおられるのでは?

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2004.02.16

差別を考えない

 あの、ハンセン病元患者の宿泊を拒否したホテルが、廃業するとかしないとか、もめているようです。経営側のやり方は、いわゆる「とかげのしっぽ切り」のように思えますね。

 当時に釈明していたとおり、本当に「一般客に不快な思いをさせたくなかった」のなら、元患者の団体ではなく一般客のほうを閉め出す、あるいは事情を説明して予約キャンセルや日程変更を受け付ける、といったやり方もあったのではないかと感じます。もちろん、これで何の問題もないというわけにはいかないでしょう。「お客様はみな平等に扱う」ことが正しいと考えるなら、一緒に宿泊させるべきかもしれません。
 しかし、一般客のほうを閉め出した場合は、「元患者の皆さまが、他人の目を気にせずにのびのびと楽しめるように」なんて言い訳も立つんじゃないでしょうか。うまくすれば、ホテルの評判も上げられるはずだと思います。

 先週の金曜日、職場で「人権研修」というのがありました。題材はいつもの「同和問題」でした。この「同和問題」が問題になっている程度は地方差が大きいらしく、もしかしたらご存知ない方もおられるかもしれないので一応説明しておきますと、「被差別部落」と呼ばれる特定の地域の出身者が、それだけを理由に就職や結婚を断られたりするという差別問題です。

 しかし今回の研修会では、人権のあり方を考える教材として、「女性専用車両」のことが取り上げられていました。大学で、ある男子学生が、「女性だけに専用の車両があるのは逆差別ではないか」という意見を出したことから、「同じ扱いを受ける平等」「安全・安心を求める権利」をめぐる応酬が開始された、とかいうような内容でした。
 実際、これはうまく機能しているのでしょうか? もしも、他の車両が満員なのに女性専用車両だけがガラ空きで、それでも男性はそこに移ってはいけないということになれば、男性が不公平感を抱くのも仕方ないとは思いますけれど。個人的にはむしろ、「女性専用車両以外に乗っている女性には痴漢してもいい」と考えるバカが出て来やしないかということが心配です。
 とりあえず、「男性専用車両」を設けるのが一番手っ取り早いのではないかと……。まあ、それはともかく。

 そういった事例をもとに人権を考えてみるのは、それはそれで意味があることです。しかし、同和問題や、あるいはハンセン病の元患者に対する差別について、今さら考えるのはいかほどの意味があるものでしょうか。これらについては、もうきっぱり「差別してはいけない!」と言い切ってしまってもいいのではないでしょうか。

 難しくて、どうにもうまく説明できないです。だからやっぱりもう少し考えなくてはいけないのかもしれませんけど、でも、今さら人権の基礎からじわじわ議論するより、何も考えずとも「差別しちゃダメ!」と思える感覚を優先したいような気がしました。

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2004.02.10

精子クジラ

 大分県の別府湾にザトウクジラが迷い込み、「かんちゃん」という名前までつけられて人気者になっています。ちょうどその辺りで現在、人工海岸の建設や水族館の移築工事が進められているんですが、関係あるのかどうかはよく分かりません。陸に乗り上げたりしないように気をつけて、元気に暮らしてほしいものです。

 1月末に、台湾で大変な爆発事故があったことをご存知でしょうか。当時チラッとネットニュースで見たのですが、昨日届いた『ネイチャー』にも載っていたのでちょっとご紹介。
 爆発したのは、クジラです。マッコウクジラ。浜に打ち上げられたマッコウクジラの死体を検死解剖するためにトラックに載せて輸送していたところ、突然爆発、周囲に悪臭を放つ腐肉が飛散したのだそうです。『ネイチャー』に小さく写真が載っていましたが、まさに地獄絵図でした。「腸などの内臓も一部あふれ出したが、検死における主な調査対象は心臓と肺であり、これらは無事だった」なんて書かれているところが『ネイチャー』らしいです。
 ちょっと情報の出所が思い出せなくて申し訳ないのですが、どこかで読んだ話では、クジラが(自然界で)死ぬと、皮はそのままで肉や内臓が分解してゆき、その間は発生したガスによって飛行船のように浮かびながら海中を漂いつづけるのだそうです。そしてすっかり液化した肉の中に骨が浮かんでいるような状態になると、皮が破れ、中の腐汁があふれ出し、骨は海底に沈む、こうして巨大なクジラの死体は自然に還るのだそうです……たしか。
 それがたまたま陸上で起こったら、こんな爆発事故になってしまうわけですね。死んだクジラを丸ごと輸送する機会があれば、気をつけましょう。

 さて、タイトルの「精子クジラ」が気になっているかもしれませんが、マッコウクジラは英語でsperm whale、で、spermを辞書で引くと「精子」なので、そのまま訳すと「精子クジラ」になってしまうんです。実際に学生のころ、英訳の課題でこう訳したクラスメートがいたので印象に残っています。他にも、「sex」に「性別」という意味があるとは考えもしなかった人もいましたが、何というか、そういうことで頭がいっぱいなことがバレバレですね。どちらも男子生徒だったことが救いになるかどうか。
 どうしてそんな英語名なのか、辞書の記述から推測してみました。頭でっかちのマッコウクジラの頭骨内の油からは、化粧品や蝋燭の原料となる「鯨蝋(げいろう)」が得られます。鯨蝋は英語でspermaceti、これは「鯨の精子」という意味のラテン語が元となった語です。頭から取れるものがどうして精子と呼ばれるようになったのかは分かりませんが、かつて、一般向けにはそういうことにして売られていたのかもしれません。で、やがてこの「鯨の精子」が取れるクジラがsperm whaleと呼ばれるようになったのではないかと推測してみました。というのは、spermacetiという語は15世紀から存在するのに、マッコウクジラがsperm whaleと呼ばれるようになったのは19世紀のことらしいからです。
 ……いかがでしょうか、この推理? 間違っていたらすみません。

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