2009.08.15

日本版NASA構想

「日本版NASA」設立構想 民主、宇宙行政を一元化

 民主党が、複数の省庁にまたがる宇宙行政を内閣府に一元化させる構想を出してきたそうです。将来的には、研究部門を担う独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)を一体化させた新組織の創設を目指すそうで。

 日本で宇宙開発研究を行っている組織は「NASDA」だと思っていたら、いつの間にか(2003年)「JAXA」に変わっていたのだと最近知って驚きました。NASDAとJAXAは別の組織だと思っていたので。
 宇宙開発事業団(NASDA)が航空宇宙技術研究所 (NAL) と宇宙科学研究所 (ISAS)と統合して、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)になったのだそうです。

 宇宙開発なんかより、もっと予算をつぎ込むべきことはたくさんあるだろう……と憤っている人は少なくないかと思います。しかしかつて高名な天文学者が言ったらしい(あいまいですみませんが)ところによれば、宇宙開発研究を進めるのは、赤ん坊を育てるのと同じようなことだと考えるべきなのだそうです。何ら世の中に貢献しているわけでもない赤ん坊を、なぜわれわれは大切に慈しみ育てるのか、その理由を考えてみれば、宇宙開発を進める意義も分かるはずだ、ということ……。

 でも現実的に考えて、宇宙開発がただの金食い虫でなく、人類に利益をもたらしてくれるほどまでに発展したとき、その利益の取り分がそれまでの貢献度によって決められる可能性は十分にありますよね。日本が、高い技術力を誇りながらケチってばかりいたら、未来の日本国民がみじめな思いをすることになるかもしれません。
 だからやっぱり、ある程度は本腰を入れて国策を進めてゆく必要はあると思います。

 もっとも、いつか地球がひとつの国家にまとまってしまうとするなら事情は変わってくるかもしれませんけど。

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2009.03.06

宇宙開発戦略本部

有人での月探査、2025~30年に 日本独自の計画案

 2020年ごろに日本独自でロボット技術による無人月探査を、25~30年ごろにロボットと宇宙飛行士が連携した有人月探査をする計画案が示されたそうです。
 いよいよ日本も自力で月面へ……夢は広がりますねぇ。でも有人宇宙活動となると、人命を危険にさらすリスクが大きな壁となるんですよね。どんなにリスクが高かろうと、希望者を募れば行きたがる人はいくらでもいると思いますが。

 それにしてもこの記事、見慣れない単語が……。
 宇宙開発戦略本部(本部長・麻生首相)?
 宇宙基本法?

 宇宙基本法は、平成二十年五月にできた新しい法律でした。意識したことなかったなぁ……。面白そうなところを抜粋。

第五条(人類社会の発展)
 宇宙開発利用は、宇宙に係る知識の集積が人類にとっての知的資産であることにかんがみ、先端的な宇宙開発利用の推進及び宇宙科学の振興等により、人類の宇宙への夢の実現及び人類社会の発展に資するよう行われなければならない。

第二十条 (環境の保全)
 国は、環境との調和に配慮した宇宙開発利用を推進するために必要な施策を講ずるものとする。
2  国は、宇宙の環境を保全するための国際的な連携を確保するように努めるものとする。

第二十四条第四項
 宇宙開発戦略本部は、第一項の規定により宇宙基本計画を作成したときは、遅滞なく、これをインターネットの利用その他適切な方法により公表しなければならない。

第二十八条(宇宙開発戦略本部長)
 本部の長は、宇宙開発戦略本部長(以下「本部長」という。)とし、内閣総理大臣をもって充てる。

第二十九条 (宇宙開発戦略副本部長)
 本部に、宇宙開発戦略副本部長(以下「副本部長」という。)を置き、内閣官房長官及び宇宙開発担当大臣(内閣総理大臣の命を受けて、宇宙開発利用に関し内閣総理大臣を助けることをその職務とする国務大臣をいう。)をもって充てる。

第三十条(宇宙開発戦略本部員)
 本部に、宇宙開発戦略本部員(以下「本部員」という。)を置く。
2  本部員は、本部長及び副本部長以外のすべての国務大臣をもって充てる。

 麻生内閣の宇宙開発担当大臣は誰なのか、調べようとしたんですけど分かりませんでした。決められていないのでしょうか。

 元宇宙飛行士の毛利衛さんは、無人月探査に日本の二足歩行ロボットを活用する私案を出したそうですが……もしかして、あしもくんのことですか……?

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2009.01.13

白リン弾

 昨夜何となくテレビのニュースを見るともなく見ていたら、「白リン弾」という言葉が耳に入ってきました。飛び散った白リンが人間の肌に触れると、骨に達するまで燃え続けるとか……。一般人の居住地に落とすのは違法だけれど、それ以外だと規制する条約とかがないとか……?

深まる白リン弾疑惑=民間人被害多数の指摘も-イスラエル

 どうやらこのニュースだったみたいですけど。

 白リンといえば、実物は見たことないけど大学の無機化学の教科書に写真があった、確かロウソクみたいな感じの……赤リンの同素体で、猛毒な上に燃えやすくて非常に危険な物質……純粋なものは白いけれど、実際は表面が赤リンになって黄色く見えるので黄リンと呼ばれる……。
 そんな物騒なもん、爆弾に入れるな! いや、爆弾自体が物騒だけど! ロボットアニメのドンパチは好きだけど、現実の戦争のドンパチには反対なんだよ!

 しかし「白リン弾」をネットで調べてみると、「ずっと前から存在する兵器だし、使用が禁止されてるわけでもないんだからそんなことで騒ぐな!」とか、「人体が燃え尽きるとか大げさ、デマ」とか、そういう記述があちこち出てくる……そうなんですか? 少なくとも、自分で白リン弾を浴びてみた上で書いてるわけではなさそうですけど。

 一応、白リン弾の非人道性を訴える、信憑性のありそうなサイトにリンクしておきます。

燃える雨、白燐弾 
-米軍による白燐弾使用の実態についてのまとめサイト-

 上記のサイトはできる限り残虐な画像を掲載しないようにしているそうですが、虐殺の映像などへのリンクも含まれているとのことなのでご注意ください。私は覚悟ができてないので見てません、すみません。

 さて、軍事については素人なんで……化学の方向から白リンについて調べてみましょうか、白リン弾を浴びたときの対策法も分かるかもしれません。化学物質の危険性や暴露時の対策を知りたい場合は、MSDS(化学物質等安全データシート)を探してみるといいんですよ。

皮膚に付着した場合:汚染された衣服を脱がせ、水と石けんで皮膚を洗浄。医師に連絡。

 なんかありきたりでした。
 でも水生生物に非常に強い毒性があるそうなので、環境に悪いからやっぱり使うのやめたほうがいいと思います。

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2008.12.18

中東の子供を守れ

 ガンダム00のファンの方、ニュースで中東の少年ゲリラ兵のことを取り上げてたりすると、つい耳を傾けてしまいませんか? 私は思いっきり反応してしまいます。

 今朝のNHKニュースで目にしたのですが……アフガニスタンで、子供たちが誘拐されて自爆テロに利用されたりするのを防ぐ活動をしていた男性がいたそうです。
 知らない人について行ってはいけないよ、組織は君たちを自爆テロなどに利用しようと狙っているんだ……といったことを子供たちに説いて回っていたそうです。日本なら、誘拐や児童殺人の被害を防ぐために親が教えるようなことですけど。

 「いるそうです」ではなく「いたそうです」と書いたのは、その男性が組織に射殺されてしまったからです。しかしその弟が兄の遺志を継ぎ、組織に利用されてはいけないと子供たちに教えるのだと言っていました。

 ガンダム00の舞台は24世紀なのに、まだ幼い子供が誘拐されて洗脳教育され、自爆テロに使われたりゲリラ兵に育てられたりし続けているなんて……と、もちろん架空の物語であることは分かっていますが、やりきれない気分になります。

 しかし少し前に何かの番組で知りましたが、無理やりに洗脳教育するのではなく、少年たちの心の中にある「反抗や残虐行為をカッコイイと感じる気持ち」をあおって無慈悲なゲリラ兵に仕立て上げるやり方もあるのだとか。
 きっとアリー・アル・サーシェスはそういうのの天才なんでしょうね……。

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2008.10.12

究極のスペア

米国の「副大統領」ってどんな役割の人なの?

 副市長、副知事、副総理、なんてのはあまり顔も名前も世の中に知られないことが多いですよね。米国の副大統領にしても、ゴア副大統領くらいしか知りませんが、それは環境問題のほうで有名になってるからですし。
 そんなわけで上記の記事を読んでみました。

 ……副大統領というのは、政府の政策に関与することはあまりなく、「人類がつくったもっとも不要な仕事」と言った人もいたとか……。

 しかし何より重要な役割は、「大統領になにかがあったとき、代わりに大統領になること」だそうです。米国では、大統領が何らかの理由で不在になったら副大統領が昇格することになっているということで。

 はて、そういうのってどこかで?

 ……ああ、「デュプレックスシステム」ですね! ずっと昔に情報処理関連の勉強をしていたときに出てきた、コンピューターシステムの一種。
 メインと予備の二つのシステムを用意し、予備システムには普段は優先度の低い仕事をさせておく。そしてメインシステムに異常が発生した場合には、すぐに予備システムに切り替えてダメージを最小限に抑える……というやつ。

 ちなみに日本の「副市町村長」「副知事」は、市町村長や知事が不在になったときはその職務の代理となるものの、肩書きはあくまで「職務代理者」だそうです。
 また日本に「副総理」は現在は存在せず、総理が不在になったときに臨時代理となる内閣官房長官がそれに該当するようです。

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2008.04.30

ゴールドミス

 今朝のNHKニュースで小耳にはさんだだけですが、いま韓国では「ゴールドミス」がブームなのだそうです。

 ゴールドミスというのは、オールドミスの頭にGをつけたもので、要するに独身のままバリバリ働き続ける格好いいキャリアウーマンのことだとか。そんな女性を紹介する番組まであるそうです。

 ちなみに何人か出てきたゴールドミスは30代半ばの方ばかりでした。そのくらいの年代の独身女性をオールドミスと呼ぶかどうかに関しては、日本では意見の分かれるところでしょうけど。

 韓国の結婚事情などについてはよく知りませんが、おそらくこれから女性の初婚年齢も上がり、結婚しない人が増えてくることになるのでしょうね。

 でそうなると必然的に、結婚できない韓国人男性というのが増えてくるわけで。
 そんな男性は外国人女性に目を向けるかもしれないわけで。
 近場の日本人女性が狙われるかもしれないわけで。

 はっ! そうか、あの「韓流ブーム」というのはそのための布石だったんだ!
 はは、まさかねー……いや、もしかしたら……?

 日本人男性は油断してられない。

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2008.02.28

中国でGPS

メタミドホス購入で、共同通信記者を一時拘束 中国

 中国製冷凍ギョーザ中毒事件を現地で取材していた共同通信社中国総局の日本人記者が、メタミドホスを購入、所持していた違法行為で河北省当局に拘束されていたとのこと。

 この記事だけでは、どこで違法とされたのかよく分かりませんけどね。購入したからなのか、所持していたからなのか。メタミドホスだからなのか、有機リン系農薬だからなのか、毒劇物だからなのか。
 まあ、違法性はともかく、怪しい行動をとってしまったのは確かだと思いますが。

 そういえば、先日『ネイチャー』で読み流した記事に書かれていたと思うのですが……、中国で、外国人がGPSを使ったり、土地の測量、地質調査などを行うと違法らしいんですよ。地質学などの研究者たちはけっこう困っているようです。
 一応裏づけとして、こんな記事を見つけておきました。

日本人の違法測量を摘発、国家の安全に脅威

 今はGPSつきの携帯なども普及していますが、中国でうっかり使ったら危ないかもしれませんよ。

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2008.02.20

DVDと原発

 東芝が次世代DVD規格「HD DVD(HD)」の事業から撤退するとかいうので問題になっているようですが、うちのDVDレコーダーはパナソニックのディーガで、そもそも次世代でもなんでもないので、別にどうでもいいです……。

 ところで昨日、NHKの「クローズアップ現代」で世界の原発事情を扱っていました。
 欧米諸国はしばらく原発から手を引いていたのですが、近年、原油高とか二酸化炭素排出とかがからみ、急に原発への関心が高まっているとのこと。しかし、しばらく廃れていたので技術力がなくなっている。
 そこいくと日本は、もともと資源が不足していて原発から完全に手を引くことができなかったため、地道に技術力を蓄積してきました。そして今、原発建設のノウハウを持つ三菱重工業・東芝・日立製作所の三社が世界でシェア争いを繰り広げているのだそうです。
 とくに東芝は、もともと自社で扱っていたのと違う方式の原子炉を作ることができる外国企業を買収し、世界で唯一の「どちらの方式でも扱える企業」になったとか……。

 ちまちましたDVDなんぞでごちゃごちゃやってる場合じゃない、ってことになったのかなぁ、とふと思ったりしました。
(そういうわけではないでしょうけど)

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2007.12.20

NASAは衛星へ

 先週号の『ネイチャー』によれば、NASAは次の大規模な探査計画として4つのプランを検討しているそうで、来年末あたりまでにはどれにするか決めるようです。実際の打ち上げは2015~2018年あたりになるようですが。

① エウロパ探査計画

 木星の4大衛星のひとつエウロパは、表面が氷で覆われ、その下に塩水がたまっていると考えられている。そんなエウロパに探査機を1年ほど周回させ、氷の厚さや、水の中に有機物が含まれていないか(つまり生物存在の可能性があるか)などを調査する計画。
 課題は、探査機が地球の有機物で汚染されないようにすることと、木星の強力な電波から保護するのが難しいこと。また、実際にエウロパに探査機を降下させないため、計画自体に意味があるのかと疑問視する声もある。
 一応、これが本命らしい。

② 4大惑星フライバイ計画

 3年かけて木星の4大衛星エウロパ・イオ・カリストを通り過ぎ、最終的にガニメデの周回軌道にのる計画。ガニメデは太陽系の衛星の中で唯一、自分の磁場を持っているので、その理由が解明されるのではないかと期待される。
 課題は①と同じく木星の強力な電波からの探査機の保護だが、こちらのほうが長期間の耐性を必要とする。

③ エンケラドゥス探査計画

 土星の惑星エンケラドゥスは、氷で覆われた表面から間欠泉が噴出していることが分かっている。その間欠泉に探査機を突入させることで、水に含まれる成分を調査しようとする計画。
 課題は探査機の制御に大量のエネルギーを要すること。また、探査開始前に間欠泉が止まってしまうこともあり得ること、間欠泉があるという以外に分かっていることが少なすぎること、などが問題視されており、今回の実現の可能性は低そうだとのこと。

④ タイタン探査計画

 土星最大の衛星タイタンでは、地球の水循環に似た現象がメタンで起こっており、メタンの雨が降ったりメタンの河が流れたりしているらしく、生命発生の可能性もあると考えられている。そんなタイタンに探査機を送り込む計画。
 タイタンの濃い大気を利用して探査機を減速させる、エアロキャプチャーという技術の利用が期待されているが、これは地球外ではまだ一度も実施例がないらしい。また、気球を使って探査装置を投下する計画であるが、長時間使用の可能なエネルギー源が必要となる。
 探査の成果は期待できるが、技術的困難が大きく、費用もほかの計画よりかさむ。

 ……てなわけで、どれが選ばれるか無責任に楽しみです。成果が出るころには、こんな日記を書いたことも忘れてしまっているかもしれませんが。

 そうそう、明日は忘れずに忘年会に行かなければならないので、この日記はお休みです。よい週末を。

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2007.12.09

分別のしわ寄せ

 今朝、地方紙の朝刊の記事にどきり。

分別徹底思わぬ誤算 紙など混入減り効率ダウン

 今年の四月から、うちの市ではごみの分別が変わったので、私も協力しようとありあわせの段ボール箱で「資源プラ」と「古紙」のごみ箱を作ってこまめに入れていたんですね。でも、そうしたごみが可燃ごみから減った結果、焼却施設での処理が難しくなっているという……。

 そもそも、どれを一番優先すべきなのかなんて分かりません。地球温暖化対策、森林資源、石油資源、さらには市の財政などに至るまで、どれかを大切にしようとすればどうしてもほかにしわ寄せが出てしまいます。すべてにおいて正しいやり方なんてのがあったら誰も苦労しませんよね。

 自分の資源プラ箱の中身は、明らかに商品の包装資材と分かるものだけを残し、どこから出てきたのか分からないような薄いビニール袋などの類は可燃ごみに移しました。古紙箱も、ティッシュの空き箱のような厚紙は残し、ぺらぺらの紙片などは少々抵抗を感じながらも可燃ごみに。

 本当はどうするのが望ましいんでしょうか……?

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