日本版NASA構想
民主党が、複数の省庁にまたがる宇宙行政を内閣府に一元化させる構想を出してきたそうです。将来的には、研究部門を担う独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)を一体化させた新組織の創設を目指すそうで。
日本で宇宙開発研究を行っている組織は「NASDA」だと思っていたら、いつの間にか(2003年)「JAXA」に変わっていたのだと最近知って驚きました。NASDAとJAXAは別の組織だと思っていたので。
宇宙開発事業団(NASDA)が航空宇宙技術研究所 (NAL) と宇宙科学研究所 (ISAS)と統合して、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)になったのだそうです。
宇宙開発なんかより、もっと予算をつぎ込むべきことはたくさんあるだろう……と憤っている人は少なくないかと思います。しかしかつて高名な天文学者が言ったらしい(あいまいですみませんが)ところによれば、宇宙開発研究を進めるのは、赤ん坊を育てるのと同じようなことだと考えるべきなのだそうです。何ら世の中に貢献しているわけでもない赤ん坊を、なぜわれわれは大切に慈しみ育てるのか、その理由を考えてみれば、宇宙開発を進める意義も分かるはずだ、ということ……。
でも現実的に考えて、宇宙開発がただの金食い虫でなく、人類に利益をもたらしてくれるほどまでに発展したとき、その利益の取り分がそれまでの貢献度によって決められる可能性は十分にありますよね。日本が、高い技術力を誇りながらケチってばかりいたら、未来の日本国民がみじめな思いをすることになるかもしれません。
だからやっぱり、ある程度は本腰を入れて国策を進めてゆく必要はあると思います。
もっとも、いつか地球がひとつの国家にまとまってしまうとするなら事情は変わってくるかもしれませんけど。


