2009.12.19

夢のトキワ荘

 世の中には思い切ったことをする人がいるものだと思いました。

今時トキワ荘、夢かなえます

 かつて多くの有名漫画家を世に送り出した伝説の下宿「トキワ荘」を、現代の東京で再現させている人がいるという話。
 芸術家やクリエーターになる夢を胸に上京したはいいけれど、高い家賃を支払うためにアルバイトに追われて自分を磨く暇がなくなってしまう、そんな若者を支援するために、賃貸の一軒家を、部屋数で家賃を割って提供しているのだそうです。

 でもやはり向き不向きがあって、恵まれた環境だとかえってだらけてしまう人もいるので、あらかじめ面接したり、無理ではない範囲のノルマを課したりするなどの工夫をしたりしているとか。

 地方在住者としましては、自分の体が作品となる俳優などは別にしても、インターネットなどの通信網が発達した現代では、無理に上京せず地元で夢を目指すことも以前より楽になっているんじゃないかな、と思ったりもします。小説ならメールで送れますし、漫画だってスキャナーで画像データにして送信できますしね。あるいは、家賃の安い近県に住んで必要なときだけ上京するとか。
 「東京に行かなきゃ」という考えに縛られすぎなのではないかな、という気がするんですけど……どうなんでしょ?

 ともあれ、こういう支援を最大限に生かして頑張れる人が夢をかなえられる世の中であってほしいと願います。

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2009.11.29

惑星補完計画

 昨夜、ウィキペディアでクラシック音楽に関する記事をいろいろ読んでいたのですが、ホルスト作曲の組曲「惑星」に関するエピソードがいろいろと面白かったです。

 1914年~1916年に発表されたというこの組曲に冥王星が含まれていない理由については、「作曲当時にまだ冥王星が発見されていなかったから」なのだと何かで読んだことがあります。発見時、ホルストはまだ存命でしたが、新たに冥王星の曲を付け加えようとはしなかったようです。

 しかしそのために、「科学的に内容が古い」と指摘されることもあったようで、別の人たちが新惑星の冥王星を組曲に追加して「現代的」に補完しようとする試みもあったのだとか。

 こうして、作曲家コリン・マシューズによる「冥王星、再生する者」が追加された組曲「惑星(冥王星付き)」が誕生しました。そのほかにも、小惑星などを題材とした追加曲がいくつか存在するようです。
 サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の冥王星付き「惑星」は、折りしも冥王星を惑星から外すことが決定する前日に日本国内版が発売され、注目を浴びて売れ行き好調だったそうです……。結局、冥王星は入れなくていいことになってしまいましたけど。

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2009.09.11

阿修羅さまに会いに

 今日は遅めの夏休みをもらって、ひとりで福岡へ行って来ました。

 ミッションは二つ。太宰府の九州国立博物館で開催されている「阿修羅展」を観に行くこと。義妹が絶賛するケーキ店でケーキを買ってくること。
 いつもの通勤バスで行って帰ってこられるようにこれらを完遂するというミッションプランなのです。時間が余ったら太宰府天満宮におまいりしたり天神を歩き回ったりすることも可。
 というわけで、いつもどおりに出発。

 高速バス「とよのくに」で福岡天神へ。西鉄の電車で西鉄二日市駅へ。電車を乗り換えて太宰府駅へ。
 太宰府へ向かう人たちの目的地はほとんど同じだったようですが、あまり立っている人はいない程度の混み具合だったので、博物館もそんなに混んでいないだろう……と思ったのですが。
 太宰府に到着する直前に、車掌さんが「10時での入場待ち時間は120分とのことです」……騒然とする車内。

 駅から博物館までは10分ほど歩く必要があります。ひとりの身軽さで、なるべく急いで人を追い越して進みました。
 到着して、人の列に並ぼうとしたら、それは入場券を買い求める人たちの列でした。急いでその場を離れます。
 実は昨日、チケットぴあで入場券を買っておいたんです。もう前売り券ではなく当日券で、しかも写真などの載っていない味気ないチケットになってしまいましたが、その場で買おうとしたら手間取るかもしれないと思ってあえて購入しておいたのでした。グッジョブ、私。
 ちなみに、行くのを決めたのは昨日なのです。少し前に、テレビを観ていてふと「行ってみようかな」とつぶやいたら、母が「いつ行くの? いつ行くの?」と繰り返すので行かないわけにもいかなくなったという事情もあったりして。

 そうして、チケットを持っている人たちの列の最後尾についたのが10時25分のこと。待ち時間は110分との表示。少々うろたえながらも、ここで引き返すわけにはいかないと思い待っているあいだにも後ろの列はどんどん長くなっていきます。
 もういちばん暑い時期は終わっていますし、ミストシャワーつきの日よけテントまで設置してくれているので、日差しや暑さはさほど気になりませんでした。ただ、ずっと立ちっぱなしのつらさだけはどうにもなりません。今日は平日で、大人と(たまに)乳幼児しかいなくてわりと静かでしたが、休日になると幼稚園児や小学生が加わるのだと近くに並んでいた人たち(リピーターらしい)が話していました。

 ぐねぐねと折りたたまれた人の列は、そこそこ進んでゆくのですが、何しろ長さが半端ではなく、待てども進めども……ようやく場内に入れたのは12時15分くらいのことでした。本当に110分かかりましたね。
 しかし場内でもあいかわらずぐねぐねの行列で30分。展示室に入れたころには13時近くになっていました。

 実は、ひとたび展示室に入ってしまえばあとはいつまで居座ったってかまわないようで……。
 阿修羅像の周囲には貼り付くように動かない人垣ができていましたが、像が高い位置に立っているので、上半身なら少し離れた場所からいくらでも拝むことができました。

 今さら評するのもおこがましいことですが、強さと儚さを併せ持つ美しさといいますか、本当に生きているようで、「何かしゃべってくれたらいいのに」と思いました。あまり指示がましいことは言わなさそうな気がしますけど。
 「見られてよかった」というより、やはり「会えてよかった」と言いたくなる存在感が人気の理由なのだろうと感じました。

 確かに時間があればいくらでも眺めていたい気分でしたが、ほかの仏像などを一通り見てから外に出る前にもう一度戻るにとどめ、博物館をあとにしたのでした。ミッションプラン完遂のためには、のんびりしているわけにもいかない……あ、そういえば昼食はどうしよう……?

 ケーキの話は明日。

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2008.11.11

海外へXマスカード

 先日、ちょっと調べたいことがあり日本郵便のHPを見てみましたところ、クリスマスカードの特設サイトができていました。
 そこの中で、「日本郵便オリジナル クリスマスカードハンドブック」なるものがもらえるとあったので、申し込んでみました。ちなみに先着10000名ということですが、どうやらまだ残っている様子。

 ハンドブックは「通信事務郵便」というので届きました。
 内容的には特設サイトとさほど変わりませんが、やはりこういうのは冊子のほうが使い勝手がいいこともありますし、切り紙の図案などは手軽にクリスマス飾りを作りたいときに役立つかも。

 基本的に海外に送ることを前提としており、英語と中国語の文例などがけっこう載っています。仕事で、プライベートで、機会のある方は申し込んでみてはいかがでしょうか。
 タダだし。

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2008.11.04

闇の中の光展

 ナビスコカップ決勝当日、渋谷近郊のホテルに泊まっていたため朝早く出る必要は無かったので、バイキング朝食をたっぷり食べてから部屋でのんびりとNHKニュースを観ていました。するとちょうど、渋谷で手塚治虫作品のカバーアート展が開催されているとの話題が。
 注意深く耳を傾け、会場は渋谷パルコだと分かりました。それはちょうどいい、試合が終わった後はそれを観に行こう。でも渋谷パルコってどこだろう……(地図を見る)……駅からちょっと離れてる? 西武デパートの方向に行けば分かるかな……。

 ナビスコカップの勝利の余韻に浸りつつ、何とか渋谷駅まで戻ってきました。人ごみに辟易しながら、西武デパートのほうへ、人の流れに乗りながら坂を登っていくと、うまくパルコを見つけることができました。地下一階は入場無料でショップだけ、六階が入場料300円のギャラリーか。

手塚治虫の遺伝子 闇の中の光展

 入場するとき、「くれぐれも作品に触らないようお願いしますっ!」と念を押されました。「写真撮影などは?」とたずねてみたところ、それはOKとのこと。
 しかし光があちこち反射したりして、まともな写真が撮れませんでした。

 朝のニュースでいくつかすでに目にしていたのですが、さすがにどの作品も愛と力がこもっていて見ごたえがありました。超精密なのあり、超シンプルなのあり。

 一番印象に残ったのは……子供に読ませたくない手塚作品「MW」を題材に、エンライトメントというアーティストさんが描いていたリアル系の絵でした。裸で抱き合う男性二人の前に大きく磔刑のキリスト、という構図で、これヤバいよヤバすぎる、というか正視しがたい……。
 人が周りにいないのを見計らって写真を撮ってみたけれど、思いっきりブレてました。それでもかなりアレなので出すのは控えときます。

 記念に絵はがきを2枚。ten_do_tenという方の超シンプルドット絵アトムと、KYOTAROという方の細かい鉛筆画どろろ。

 10日まで開催されているそうなので、興味のある方は観に行ってみてはいかがでしょうか。

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2008.05.15

ロンサムカウボーイ

村上隆氏のフィギュアに16億円

 日本の現代美術作家、村上隆氏のフィギュア「マイ・ロンサム・カウボーイ」が14日夜、ニューヨークでオークションに掛けられ、約15億9200万円で落札された……そうです。

 いえべつに、現代美術にそんなに興味があるわけでもないし、正直この作家さんの名前も知らなかったんですけど。すごい値がついたからどうだというわけでもないんですけど。

 この写真見ちゃったら、気になりますよね。

 下半身がどんなだか。

 探してみる。

 あった
 あまりはっきり見えないけど(何が)。

 色違いで3体あるらしい。

「このギリシャ彫刻のような裸体の上にマンガ/アニメーションの表現様式の頭部をもった男性像は、ファンタジーと倒錯の時代から生まれた現代のイコンと言えましょう。」

 ……だって。

 正直、間近で見たら笑っちゃいそうです。

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2008.01.07

五目おじや

 今日は「七草がゆ」の日。とはいえ、七草を揃えるのは田舎とはいえ容易なことではないので、母が気まぐれで「七草セット」など買ってこないかぎりは、我が家の七草がゆはまず五目おじやになります。

 とりあえず「すずな・すずしろ」は入れるようにしているようですが、今年はダイコンとラディッシュが入っていました。ラディッシュってカブなのでしょうか、二十日大根というくらいだからダイコンでしょうか?

 さらに今年は鮭と昆布まで入って、かなり食べ応えのある五目おじやでした。七草がゆの趣旨にそぐわないような気はしますが、美味しかったからいいか。

 実はちょっぴり風邪気味なので、こういう食べやすい夕食だったのはとてもうれしかったのでした。
 今夜は葛根湯飲んで早めに寝まーす。

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2006.11.25

新しい酒を古い器に

 思いつくのは簡単だけれど、実際にやってみるとなると話は別……というのは世の中に多いことですけど。
 それにしてもよく実現したものだ、という興味深いネタを見つけました。

 「能舞エヴァンゲリオン」と「講談ガンダム」

 文字通り、人気アニメの世界を日本の伝統芸能で表現したものだそうです。人間ドラマ系の戦闘ロボットアニメは、戦記ものや化け物退治の話などと相通ずるものがある……のかな?

 講談ガンダムの講談師さんは、もともとこれをやりたくて講談師になったみたいです。初志貫徹、立派ですね。

 どうでもいいことですが、さっき出た脱力系変換ミス。

 「公団ガンダム」

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2005.10.11

初秋を詠む!

 「トラックバック野郎」に挑戦、今回のテーマは「“秋”を詠む!」です。

 朝晩はたまに寒ささえ感じるようになってきたけれど、日中はまだまだ暑くて日差しも強い、そんな今の季節を詠んでみました。

 日傘がない
 朝の暗さに置き忘れ
 秋晴れ見上げて手をかざす君

 もうひとつ、今度は俳句?

 暑いだろ
 勝ち誇っている半そで野郎

 おまけで実話。

 半そでで
 寄せ鍋食ってる我が家族

 即興で作ってみたけどいかがなもんでしょ?

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2005.03.24

夢の未来は

 愛知万博が始まったらしいですね。さっきまでテレビでいろいろ紹介していましたけど。

 万博と聞くと、頭の中をコスモ星丸が横切って行きます。大阪万博のことは知る由もありませんが、つくば万博には連れて行ってもらいました。科学万博と呼ばれていただけのことはあり、当時漠然と科学の道に進みたいと思っていた子供の私にはとても思い出深いものでした。

 で、コスモ星丸の「つくば万博」と、モリゾー・キッコロの「愛知万博」を比較してみると、日本人が「未来」に求めるものが大きく様変わりしたのかな、と感じます。つくば万博のころの未来は、便利なロボットや乗物が普及し、人類が宇宙にその行動範囲を広げてゆくような、SFチックなものだったと思います。しかし21世紀になり、「鉄腕アトムの誕生日」も過ぎてしまった現在では、「今ある自然をこのまま未来に残したい」なんて言われるようになってしまっています。ロボットに求められるものも、利便性や機能性ではなく、娯楽や癒しに移行しているのでしょうか。

 20年後の未来がどのような世界になっているのか、それは想像してみるしかありませんが、20年後の人々の思い描く「夢の未来」が果たしてどのようなものになっているのか……それは想像の域もはるかに超えていて、全く見当もつきません。

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